葬儀
INFORMATIONお葬式情報
2021.07.11
香芝市民のお葬式情報
テーマ:
葬儀
喪家・遺族側
現代の葬儀は宗教に則って行われる宗教葬が多いですが最近は宗教にこだわらず、無宗教で行う葬儀も増えつつあります。
Q父の葬儀の時、予想していた以上の会葬者が来て、香典返しが足りなくなってしまいました。後日、郵送でも大丈夫でしょうか?
A本来は十分な数を用意しておくべきですが、香典返しが不足する事は珍しい事ではありません。芳名帳に印をつけるなどして、香典返しを渡せなかった人を、きちんと把握しておきできるだけ早く、郵送するよう手配をするとよいでしょう。なお、葬儀社に依頼する香典返しは、余った分は返品出来ますので、十分と思える数よりも多めに用意するようにしましょう。
Q故人である母の希望で密葬にしたいです。ですが、遠方の親族が怒って、あらためて骨葬をすべきと言われています。しなくても大丈夫でしょうか?
A故人様の意向が最優先されるべきですので、密葬で問題ありません。このような場合、遺言で残してもらっておくと証拠となって、トラブルを回避できます。密葬とは、1ヶ月後などに対外的な本葬を行うことを前提に、事前に行われる葬儀の事を言います。最近は本葬をせず、その前段階のものだけを表したり、ひっそりと行う葬儀を表す方が多くなりました。
Q祖母のお葬式中、姉の娘が泣きやまないので、私も何となく落ち着かないし、姉に退席するように言っていいものですか?
A読経が聞こえないようでは困るので、このような状況なら退席するように伝えてかまいません。お姉様も声を掛けられた方が退席しやすくなり、双方にとってよいでしょう。赤ちゃん連れの人が参列する場合は、事前に授乳室があるか、ない場合はそのようなスペースを作ってもらえるか、葬儀会社に相談してみるとよいでしょう。
Q母の葬儀の際、息子を静かにさせておくため、消音モードで携帯ゲームをさせておいていいですか?
A葬儀などの厳粛な場に限らず、静かにしていれば何をやってもよいわけではありませんので、お子様にとっての祖母を弔うこと、命の尊さの意味などについて、この機会に、葬儀前にお子様と話し合い、故人様をお見送りする体験をさせてあげましょう。式中飽きてしまう事があれば、一度退席しても問題ありません。
葬儀・告別式 弔問する側
葬儀とは、遺族や近親者で行われる宗教的儀式で、告別式とは、いわばお別れ会。
近年では、葬儀・告別式を続けて行う事が多くなっています。
Q友人の母親の葬儀の際、式場の入口で友人家族が出迎えに立っていたので、友人を励まそうと声を掛けて少し話し込んでしまったけど大丈夫でしょうか?
A友人を励ましたい気持ちはわかりますが、葬儀の場では話し込むことは慎みます。友人は遺族として他の参列者に挨拶をしなければなりませんし、入り口で立ち止まっていては、他の参列者の邪魔になってしまいます。遺族側は、励ましてくれる人に対して「今は話していられない」とも言いにくいので、弔問する側が気を使うようにしましょう。
Q故人と特別に親しいわけでは無いが、「火葬場へも一緒にどうですか?」と声を掛けられました。お断りしても大丈夫でしょうか?
A火葬場への同行の誘いを受けた場合、先方の気持ちを汲んで行った方がよいですが、時間の都合がつかなかったり、気が進まなかったりするのであれば、やんわりとお断りしてもよいでしょう。また、親族でない一般参列者の場合、告別式のお焼香がすんだら帰っても問題ありません。故人や遺族との関係性にもよりますが、時間の都合がつくのであれば閉式まで見届け、出棺を見送るのがよいでしょう。
Q足の悪い祖父の付き添いで葬儀に参列する事になりました。遺族には私が付き添う事を伝えなくてもいいですか?
A遺族が葬儀に参列する祖父の足が悪い事を知っていた場合、心配して送迎方法などを考えてくれている事もあります。付き添う事が決まっている場合、「孫の○○が付き添いで一緒に参ります」などと知らせておいた方がよいでしょう。
Qキリスト教式の葬儀に参列する場合、クリスチャンでは無いですが、ロザリオをつけて行こうと思います。特に問題はないでしょうか?
Aロザリオは、教派によって形や珠の数などが、異なります。また、プロテスタントでは、一部の教派を除いて、使用しません。キリスト教徒ではない人が、知識もないのに所持し、葬儀に持参するのは、かえって失礼にあたります。作法がわからなくても、心を込めてお祈りすればよい事ですので何も持たずに、参列するとよいでしょう。
Q葬儀の式場で着席する際、故人とそれほど親しくない場合は、前の席より後ろの席に座った方がいいですよね?
A席が決められていない場合に限り、式場に入ったら、故人様と親しい・親しくないにかかわらず、できるだけ前から詰めて座るのがマナーです。焼香もスムーズに進みます。遅れて来られる方がいる事も考えて、後ろの席は空けておく方がよいでしょう。