葬儀後について

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2021.07.19

香芝市民のお葬式情報

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葬儀後について

遺族・喪家側

Qマンションに住んでいるのですが、会葬礼状と一緒に渡されるお清めの塩は、マンションのエントランスで使うのが正しいのでしょうか?

Aお清めは自宅前で行うようにしましょう。マンションのエントランスは共有スペースであり、そこで御塩をまくのは迷惑になるのでやめておきましょう。お清めの御塩は、死を穢れとする神道の儀式です。その穢れを払う為行います。死を穢れとしない仏式では、お清めの御塩は、まかなくても問題ないでしょう。

Q自宅の後飾り祭壇のろうそくは家事が心配なので、ろうそくの火はつけなくても大丈夫ですか?

A後飾り祭壇(中陰壇)とは、火葬場からご自宅に戻られた遺骨を安置する仮の祭壇です。祭壇には、一般的に仏飯・水・お茶・菓子・果物・御膳・生花をお供えし、仏飯・水・お茶は毎日取り替えましょう。祭壇のろうそくも毎日灯し、絶やさない方がよいという風習はありますが、一方でろうそくの火による火事も発生しています。電気式のろうそくもありますので、家族で相談してみるとよいでしょう。

Q亡くなった人の霊は四十九日の間、お線香の香りを食べていると聞いたのですが、後飾り祭壇にご飯やおかずなど、お供えしなくて大丈夫ですか?

A仏教では、四十九日の間はお線香を焚くとともに、仏飯・水・お茶などは、毎日新しいものをお供えすることとしています。特別な理由がないのなら、故人様の霊を弔うために、お供えは手を抜かずに行いましょう。なお、後飾り祭壇は、四十九日後、埋葬や納骨を終えたのち処分しましょう。地域のルールに従って廃棄してかまいませんが、抵抗がある場合は、菩提寺や葬儀社に相談するとよいでしょう。

Q弔辞や弔電をいただいた場合は、お礼状を送るものですか?故人の娘である私の勤め先の人にお礼状を送る場合、差出人として喪主である母の名前だけで送ればいいですか?

A香典返しや、お礼状は、喪主の名前で送ることと決まっていますが、このような場合は、喪主である母親の名前だけでは受け取った相手はわかりづらいでしょう。文面の最後に、喪主の名前を書き、差出人のスペースに娘様の名前を書くとわかりやすくなります。なお、お礼状に使う墨の色は、四十九日までは薄墨(印刷の場合はグレー)忌明け後は濃い墨(印刷の場合は黒)を使いましょう。毛筆や万年筆を使う際も同様です。

Q家族葬の後、故人の趣味仲間から小規模なお別れ会を開きたいと提案されました。遺族として出席を頼まれましたが、忙しいので出席については、お断りしても大丈夫でしょうか?

A有志で「お別れ会」「偲ぶ会」などを開く場合は、葬儀に参列出来なかった友人が主催者となって行い、内容は主催者が自由に決める事が出来ますが、遺族の了承を得たうえでの開催になります。遺族として参加をお願いされた場合は、できるだけ参加するのがよいですが、多忙などの理由で断っても問題はありません。開催時期については、葬儀後2週間から2ヶ月程経ってからというのが一般的ですが、四十九日や一周忌に合わせて行うケースもあります。

Q葬儀後、知人関係に死亡通知状を出しますが、個別の弔問は大変なので「弔問は辞退します」と記載していいのでしょうか?

A弔問を辞退される方もいらっしゃいます。その場合は、「故人ならびに遺族の意向で、弔問はご辞退申し上げます」などと、明確に記載されるのがよいでしょう。それでも、弔問に来られた場合は、無理に追い返さず、弔意は受け入れるようにするのがよいでしょう。

Q経済的な問題で、しばらくお墓を買えないのですが、納骨まで数年間自宅に保管しても大丈夫でしょうか?

A遺骨を自宅で安置するのに期限はありませんし、法律的にも問題はありません。ですから、気持ちの整理がつき、準備ができるまで、ご自宅に安置しておく事は可能です。ただし、ご自宅の敷地内に埋葬したりお墓を作る事は法律で禁じられています。

納骨の時期と手順

納骨する時期に決まりはありませんが、節目となる法要のタイミングで、納骨するのが一般的です。例えば、仏式であれば四十九日、神式であれば五十日祭などです。キリスト教式の場合、カトリックは追悼ミサ、プロテスタントは昇天記念日などに納骨されています。納骨はお墓・寺院・霊園の納骨堂で行います。納骨堂には数年程度の使用期限がある場合が多く、お墓を建てるまでの間一時的に預かってもらうケースが多いようです。ですが、お墓を建てるつもりがない場合は、納骨堂で、永代供養をしてもらう事も可能です。納骨する際、埋葬許可証が必要です。埋葬許可証は火葬をした際、火葬場から渡されますので、納骨までの間、大切に保管しておきましょう。お墓へ納骨される場合、お墓のカロート(骨壺を納める納骨室)を開けてもらったり、墓石に故人様の戒名などを彫ってもらうため、石材店の手配も必要になります。また、納骨される際の服装は、喪主や遺族は喪服が基本ですが、参列者は地味な平服でかまいません。最近は、散骨や樹木葬などを行うケースも増えていますが、散骨の場合、散骨場所の許可など、必要な手続きなどがあるので注意が必要です。

納骨についてのまとめ

時期…節目の法要で納骨する場合が多い。

場所…お墓・納骨堂

必要な書類・手配…埋葬許可証・墓地使用許可証(必要に応じて)・印鑑・骨壺・僧侶、神官、牧師、神父などへの依頼と謝礼・お墓に納骨する際は石材店への連絡・会食を行う場合は料理、レストランの手配

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