仏式の葬式の手配と流れについて

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2021.07.20

香芝市民のお葬式情報

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仏式の葬式の手配と流れについて

通夜の開式30分前には導師様をお迎えする

葬儀社にお願いすれば、段取り良く指示や確認をしてもらえます。ですが、遺族側として必要な準備や手配などを知っておくと、通夜・葬儀を慌てずスムーズに進められます。通夜では、開式30分程前に導師様をお迎えします。導師様が到着したら、白木の位牌に戒名を書いていただき、祭壇に飾ります。受付は開式の30分程前から始め喪主や遺族は受付はせず、座ったまま弔問を受けましょう。お悔やみの言葉には「ありがとうございます。」といった簡単な言葉か目礼で返すとよいでしょう。通夜後は、別室で通夜ぶるまいを行います。わずかであっても口をつけていただくことで、故人様の供養になりますので、なるべく多くの人に席についてもらいましょう。また、通夜ぶるまいの最上席には、導師様が座りますが、事情などで辞退された場合は「御膳料」をお渡しします。最後に喪主が挨拶をして、1-2時間程度でお開きとします。

いただいた弔電は全てチェックしましょう

葬儀の前までに、喪主は全ての弔電に目を通し、葬儀で読み上げるものを決めます。また、喪主の挨拶も事前に用意しておきます。弔問や生前お世話になったことへのお礼、故人様のエピソード・今後の家族のことなどを簡潔に3分以内にまとめるようにしましょう。葬儀終了後出棺となります。出棺前には、遺族や特に親しかった人で最後のお別れをします。その際、故人様の愛用品や好きだったものなどを棺に納めます。棺のふたを閉じ、釘を石で打つ「釘打ちの儀」は、故人様が浄土にたどり着けるようにという、祈りが込められた儀式です。ただ、最近は省略する場合が多いです。その後は近親者など男性で、棺(故人様)を霊柩車へご乗棺致します。その際、喪主は位牌、その次に故人様とかかわりの深い遺族が遺影を持つのが一般的です。棺ご乗棺後、喪主が会葬者にお礼の挨拶をします。火葬場では、導師様による「納の儀式」が行われた後、火葬となり、おおよそ2時間程度かかります。その間は、控室でお待ちになられる方もいらっしゃいますし、精進落としを行う方もいらっしゃいます。精進落としを行う場合、喪主が最初にお礼の挨拶をし、出席者の皆様に、感謝の気持ちを伝えましょう。火葬が終わるとご遺骨を骨壺に収める「ご収骨」を行います。係員から御骨箸を受け取り、喪主からご収骨を始め、ご遺族、親族といった故人様と近しい関係にある方から順に行います。お骨は足の骨から順に頭の骨に向かってお骨壺へ収めていきます。喉仏に関しては故人様ともっともご縁の深かった方が収めます。ご収骨終了後は、火葬場の係員が蓋を閉め骨箱へ収めた後、風呂敷に包み喪主へ手渡してくれます。その際、埋葬許可証も一緒に渡されますので、納骨するまでの間、紛失などしないよう、大切に保管しておきましょう。自宅へ戻ったら葬儀社のスタッフが後飾り祭壇を設置します。祭壇に、遺骨・位牌・遺影を安置します。

仏式の葬式における準備・確認事項

〇葬儀社へ依頼

死亡宣告を受けたらすみやかに葬儀社へ連絡をする。

〇お打ち合わせ(日程・式場・葬儀について)

臨終の翌日に通夜・2日後に葬儀という形が一般的です。ただし、火葬場の都合などで日程が延びることもあります。

〇通夜・葬儀の受付を依頼する

基本的には、直系の親族は避け、遠い親戚、故人様や喪主の親しい友人、会社関係、近所の人などに依頼します。ただし、一般会葬者が来ない場合受付は不要になります。

〇通夜ぶるまいの手配

通夜のおおよその参列者数を予想し、その50-70%程度の人数分用意する。通夜ぶるまいについては、葬儀社に依頼するとスムーズです。

〇会葬礼状・返礼品の手配

おおよその人数を把握し、多めに手配する。粗供養については、葬儀社に依頼すると多めに手配しても、使用分以外は返品が可能です。

〇貸衣装や宿泊の手配

遺族や親族で必要がある人がいれば手配する。貸衣装については、葬儀社にも依頼出来ます。宿泊については、葬儀社に相談してみるとよいでしょう。

〇弔辞の依頼

故人様の親しい友人・仕事関係で縁が深かった人などにお願いする。その際、葬儀社に何分程度でお願いしたかも伝えましょう。

〇弔電の確認・選定

葬儀までに届いた弔電全てに目を通し、葬儀で読み上げるもの・名前だけ紹介するものなどを選びます。

〇喪主挨拶の用意

通夜・出棺前のあいさつ文を用意する。時間は長くても3分程度にまとめましょう。

〇御布施の用意

導師様が式場に到着されましたら、導師様控室にてご挨拶をし御布施をお渡ししましょう。

〇火葬場への同行人数の確認と精進落としの人数確認

火葬場へは遺族や親族、ごく親しい人のみ同行します。その人数の確認をし、バスが必要な場合は、バスの手配(葬儀社へ依頼)自家用車で向かわれる場合は、何台で向かうのかなど、葬儀社へ伝えましょう。また、精進落としの出席者数も合わせて確認し、料理の手配をする。精進落としについては、通夜ぶるまいと同じく葬儀社へ依頼するとスムーズです。

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