お墓のお悩みについて

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2021.09.09

香芝市民のお葬式情報

テーマ:

お墓のお悩みについて

お墓の行く末

〇ケース①

遠方にある先祖代々のお墓は、両親が亡くなってからは、年に一回お参りするのがやっとです。片道5時間程かかり、交通費もばかになりません。両親の遺骨は先祖代々のお墓に納骨しましたが、私たち「60代夫婦」はどうしようか悩んでおります。先祖代々のお墓ですが、整理しようかとも思いましたが、お骨を移すのにはかなりの費用がかかるとお寺から言われた事と、自宅付近のお墓はとても高額になると聞き、二の足を踏んでいます。ですが、このまま何もしなければ、のちに子供たちが同じことで悩むのは明らかです。そんな負担をかけたくはないですし、子供たちに財力が無ければ、無縁墓になってしまう事も心配です。

〇ケース➁

私たち姉妹は、2人共結婚して家を出ていますので、実家のお墓を継ぐ人がいません。高齢の母が亡くなったあと、お墓をどうするべきか悩んでおります。他家に嫁いだ私でもお墓を受け継ぐことが出来るのであれば、受け継ぎたい気持ちはありますが、私の子供は娘だけで、結局は娘たちも同じ事で悩む事になると思うと、気が重くなります。

〇ケース➂

夫の母に散々いじめられ、最後は自宅で介護をしていたので本当に苦労しました。ですが、最後まで一度も感謝の言葉さえありませんでした。そんな義母の入っているお墓に、私は入りたくありません。私は散骨でも、樹木葬でも構いません。子供達には気の向いたときに手を合わせてもらえればそれで十分だと思っています。

〇ケース④

年を重ねるにつれ、体力的にも経済的にも、実家のお墓参りが辛くなってきました。実家近くにある先祖代々のお墓を、自宅近くに移そうと決めたものの、これまでお墓を守ってくれていた親戚一同が、反対しているので、話が一向に進みません。両親が亡くなってしばらくは、頻繁に帰省し、お墓に参っていましたが、私自身が年金暮らしになった今では里帰りする事が本当に大変です。

〇ケース➄

私は数年前に離婚をし、子供はいません。お葬式・お墓については、元気な間にしっかり考えておかないといけないと思っていますが、お墓を建てるには、かなりの費用がかかります。実家のお墓に入れてもらうか、費用負担の少ない永代供養墓にするか悩んでいます。高齢の両親はうちの墓に入ればいいと言ってくれるものの、名字が前夫の名字のままの私が実家の墓に入るには、違和感があります。永代供養墓に入る事も考えてはいるものの、どんなお墓なのかもわからず不安です。

お墓にまつわる悩み・心配事の事例を➄つ紹介しましたが、ご自身の抱える悩み・心配事と似たようなケースはあったでしょうか。家族構成・経済状況等抱える悩み・心配事は千差万別なので全く同じケースはないかもしれません。ですが、なかなかお墓参りに行けなくて先祖や親に申し訳ないという思いは、多くの人に共通するのではないでしょうか。先祖や親が眠るお墓を無縁墓にしたくないという思いが強く根底にあるからこそ、お墓の行く末を悩むのでしょう

お墓の悩みの解決方法について

〇お墓のお引越し「改葬」

〇お墓を片付ける「墓じまい」

〇お墓から遺骨の一部を取り分ける「分骨」

お墓の種類について

子孫へ代々受け継がれるお墓が「承継タイプ」受け継ぐ人が不要の「永代供養タイプ」は基本的には合葬ですが、多様化により個別の納骨スペースがあるところも増えています。

〇承継タイプ「受け継ぐ人が必要」

  • 家墓「代々墓・累代墓・先祖墓」
  • 両家墓

〇永代供養タイプ「受け継ぐ人が不要」

  • 単独墓・個人墓・夫婦墓・家墓「一代限り」
  • 合葬墓「共同墓・合祀墓」
  • 集合墓
  • 納骨堂
  • 室内墓所
  • 樹木葬墓

その他「お墓という形をとらない」

  • 散骨
  • 宇宙葬
  • 手元供養

公営・民営・寺院墓地のちがい

何を重視するかで変わるそれぞれの特徴と傾向を大まかに把握しておきましょう。

墓地・霊園は、経営主体によって大きく3つに区分できます。

〇寺院墓地

ほとんどが寺院の境内や、隣接する敷地にあります。 お寺が経営と管理の両方を担っています。

〇公営墓地

都道府県や市町村などの 地方自治体が経営主体。管理に関しては、 多くが業者に委託しています。

〇民営墓地

公益法人や宗教法人が経営主体です。石材店や民間企業が開発・販売・ 管理を行う協業の形をとっています。

流行の洋型や個性を重視したお墓を望む場合は、民営墓地が向いています。民営 は自由度が高いうえ、公園風に整備されたところも多く、見た目の相性がいいことが多いでしょう。一方、仏様の庇護を受けたい場合、手厚い供養を望む場合には寺院墓地がよいでしょう。経営主体のちがいは 墓地のあり方やたたずまいを左右するので、知っておいて損はない知識です。

お墓見学に行く際のチェック項目

新聞の折り込みチラシ・インターネット等で墓地・霊園を見つけたら見学へ行く前に確かめたい項目をリストアップしましょう。

〇立地・アクセスは?

〇施設・設備は整っているか?

〇経営主体はしっかりしているか?

〇管理態勢は?

〇宗旨・宗派の条件は?

〇墓地のルールは?

〇建てるお墓に制限は?

これらの項目は確認しておきましょう。

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