会葬者についてご説明いたします。
INFORMATIONお葬式情報
2021.09.07
香芝市民のお葬式情報
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会葬者についてご説明いたします。
開式時間の十分前には到着するようにしましょう
通夜の場合は、開式時間よりも早く着かない方がよいとされていますが、葬儀・告別式については違います。開式時間の十分程前には到着し、開式時間には受付を済ませておくのがマナーです。葬儀・告別式後の火葬の予定が決まっている為、式は時間通りに進められます。時間内に着けば、問題無いだろうと、出棺間際に慌ただしく到着するなどというのは、喪家に迷惑をかける事になりますので十分注意しましょう。
式場に到着したら、まずは受付をしますが、深く一礼をし、簡潔に弔意を述べましょう。芳名帳に記入をし、香典を持参している場合は、受付係に渡しましょう。受付係が知り合いの場合であっても私語は慎みましょう。他の人から香典を預かってきている場合は、「お預かりしてきました」と一言添えて渡すとよいでしょう。香典を出した人の名前は、自分の名前とともに芳名帳に記入しておくのがベストです。代理出席の場合はその旨を告げ、出席できない本人の名前を芳名帳に記入し、横に「代」と小さく書き添えましょう。
式場でのあいさつは目礼が基本
式場では、係の誘導に従って席に着きますが、とくに案内がない場合には、着順に着席するのが原則ですから、前の人に続いて着席しましょう。「前へどうぞ」などといわれた場合には、前から詰めて座るようにしましょう。必要以上に遠慮するのは見苦しく、進行の妨げにもなりかねないので気を付けましょう。式場で知人を見つけた場合に、席を替えたり話しかけたりするのは、タブーです。式場内では、挨拶をする場合には、目礼が基本となります。遺族と親しい間柄の場合には、声を掛けてあげたくなるものですが、近寄って行ってあいさつをしたり、むやみに話しかけてはいけません。目が合った場合には、目礼であいさつをすれば十分です。また、焼香などの際、遺族と対面しても、目礼でお悔やみの気持ちを表すようにし、言葉をかける必要はありません。
故人を偲ぶ気持ちが一番のマナー
葬儀と告別式が別の場合で、遺族側からの申し出がない場合は、一般の会葬者は告別式から参列するのが一般的です。故人様と非常に親しく、遺族側から申し出があった場合には、葬儀から参列するようにしましょう。このとき、焼香は遺族・親族の後で行いましょう。最近では通夜も告別式の要素が強くなり、葬儀・告別式の際のマナーについては、通夜とそれほど変わりありません。開式・読経・焼香という流れも同じで、焼香時の作法については通夜と同様です。読経の間は、静かに耳を傾け、故人様の冥福を祈りましょう。
神式の葬儀では、儀式の前に「手水の儀」を行います。省略されることもありますが、必要な場合は、式場の進行係などの指示に従って行いましょう。まず、右手でひしゃくを持ち、桶から水をすくって左手にかけます。次に、ひしゃくを左手に持ち替えて右手と同様に行います。最後に、もう一度右手にひしゃくを持ち、左手に水を受けて口をすすぎましょう。
キリスト教式の葬儀は経験がないという人もいらっしゃるかもしれませんが、式次第讃美歌などの歌詞を配布してくれることが多いので、心配は不要です。どの宗教の葬儀であろうと、また自分の信仰する宗教でなくても、最も大切なのは作法よりも故人様を偲ぶ気持ちが一番大切であることを忘れないようにしましょう。
出棺の見送り
葬儀・告別式の閉式後出棺の見送りをします。どうしても時間の都合がつかないなどであれば仕方ありませんが故人様との最後のお別れになるのでできる限り立ち会うようにしましょう。寒い時期であれば、出棺までの間の待ち時間はコートなどを着ていても構いませんが、出棺の時には脱いで手に持つようにしましょう。また、雨の日であれば傘にも注意しましょう。「派手な色の物・柄の物は避けるようにするのがよいでしょう。」霊柩車に乗棺する際は黙礼、ここで喪主様の挨拶があれば静かに聞きましょう。挨拶が終われば、深く一礼をしましょう。霊柩車が走りだしたら、合掌をして見送りましょう。
火葬場でのマナー
火葬場へ同行したい場合は遺族に申し出をしましょう。火葬場へは、遺族・親族のほか、ごく親しかった人が同行するのが一般的ですが、希望すれば一般会葬者も同行出来ます。とはいえ、火葬場までの移動車・火葬中の待合室などの手配がありますので、あらかじめ遺族側に申し出ておきましょう。火葬場に着いたら、柩は焼香台が用意された火葬炉の前に安置されます。このとき、遺族・親族が火葬炉の近くに立ちますので、一般会葬者で同行している場合は、後方で控えておきましょう。導師様の読経の後「導師様が同行しない場合もあります。この場合は読経はありませんので全員で焼香だけ行います。」遺族・親族・会葬者の順に焼香をし、柩の小窓を開けて最後の対面をします。柩が火葬炉へ納められる際は、一同合掌で見送りましょう。火葬後は、骨上げがあります。火葬場職員の指示に従い遺骨を骨壺に納めます。