著書『絶対に後悔しない はじめてのお葬式と葬儀社の選び方 ─|奈良県で家族葬をあげるならエンセレモニー
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2025.11.17
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著書『絶対に後悔しない はじめてのお葬式と葬儀社の選び方 ─
書籍『絶対に後悔しない はじめてのお葬式と葬儀社の選び方』のご案内
奈良県香芝市の家族葬専門ホール代表・橋本壱崇の著書
お葬式というものは、人生の中で何度も経験するものではありません。
多くの方にとって「はじめてのまま本番を迎える」出来事であり、
そして皮肉にもその“はじめて”が 人生で最も大切な別れの時間 になります。
奈良県香芝市で家族葬専門ホール「エンセレモニー」を運営してきた私は、
20年間、数え切れないご家族の「最後の時間」に寄り添ってきました。
病院で医師や看護師が静かに伝える一言。
「葬儀社さんは決まっていますか?」
この言葉から、ご家族の“喪失と決断の時間”が始まります。
何をどうすれば良いのか、どこに電話すればいいのか、費用はどれくらいなのか──
そのすべてを、心の整理もつかないまま決めていかなければいけない。
私は何度もその場面に立ち会ってきました。
ただ一つ、ずっと胸の中に残り続けているものがあります。
本来必要のなかった後悔をしてしまうご家族を、もう見たくない。
そう願い続けてきた20年でした。
その思いを形にしたのが、
今回出版した著書
『絶対に後悔しない はじめてのお葬式と葬儀社の選び方
── もし、現役の葬儀社代表が家族のためにゼロから葬儀社を探すならこうする』
です。
■ この本は「葬儀社の営業ツール」ではありません
最初にお伝えしておきたいのは、
この本は決して「自社の宣伝」や「営業目的」で書いたものではない、ということです。
私自身が葬儀社の代表ではありますが、
もし私がまったく違う仕事をしていて、ある日突然、家族の葬儀を迎える立場になったら──
その前提で、“いち一般人として”葬儀社を選ぶならどんな基準で考えるかという視点で全編を書きました。
なぜなら、葬儀社の人間だけが知っている“裏側の事実”や“危険なポイント”が、
一般のお客様にはまったく届いていないからです。
「できれば知りたくなかった業界の話」
「ここを知らないと後悔につながる」
そんな“本音”を、遠慮せずに書ききった一冊です。
■ なぜ「後悔」は起きるのか──無知ゆえの不利な状況
お葬式で後悔してしまう原因の多くは、実は“強引な営業”でも“高額請求”でもありません。
もっとシンプルです。
これが、後悔の大半を生み出します。
たとえば、こんな場面があります:
- 病院の紹介のまま、比較せずに決めてしまう
- 見積書の“本当に見るべき場所”を見落としてしまう
- 「みんなされてますよ」の一言に合わせてしまう
- 高額プランを断りにくい空気の中で流されてしまう
- 追加費用の説明を受けたつもりが誤解だった
これらは悪徳葬儀社でなくても起こり得ます。
むしろ普通の葬儀社でも、情報格差があるだけでご家族は不利になってしまう。
だから私は、ご家族を不利にしない“判断材料”を先に渡したいと思ったのです。
■ この本で得られる「判断の軸」
本書では、難しい専門用語をできるだけ使わず、初めての方でも読みやすい構成にしています。
この本を読み終えると、次のような“判断軸”が自然に身につきます。
- 信頼できる葬儀社の特徴
- 見積もりで気をつけるべきポイント
- 追加料金が発生しやすい場面
- 押し売りされやすいタイミング
- 「値段ではなく価値」を選ぶ重要性
- 葬儀全体の流れと、決断の優先順位
- 奈良県・香芝市で多い相談の現実
特に力を入れたのは、「どの説明は信じていいのか?」という視点です。
葬儀社の言葉は、ご家族が亡くなった直後の“判断力ゼロの状態”で受けることになります。
この本を読んでおくことで、「どの言葉が本質で、どれが営業トークか」を落ち着いて見極められます。
■ 葬儀業界の“裏側”も正直に書いています
本書では、あえて踏み込んで書いている部分があります。
それは、悪意がなくてもご家族が不利になってしまう仕組みを解説しているところです。
- “病院紹介=安心”ではない理由
- “距離が近い葬儀社=安い”とは限らない理由
- “全部お任せください”が落とし穴になる理由
- “慣習だから”の裏に隠れる追加費用
- 説明の順番ひとつで印象を操作できてしまうこと
これらは普段は目にしない事実です。知っているかどうかで負担が大きく変わります。
■ 奈良県・香芝市の「地域特有の事情」
奈良県は、地域ごとの慣習差が非常に大きい地域です。
香芝市・広陵町・大和高田市・葛城市・王寺町──同じ奈良でも葬儀文化はまったく違います。
本書では奈良県特有の事情や、香芝市で実際に多い相談ケースも取り上げています。
- “家族だけで静かに送りたい”という強いニーズ
- 地域ごとの葬儀費用の違い
- “親族の距離感”が選択に影響する現実
- “地域の評判=安心”ではない背景
地元密着だからこそ書ける内容です。
■ 「まだ事前相談は早い」と感じている方に
ご相談をいただく中で、もっとも多いのがこの言葉です。
「すぐにというわけではないのですが…」
「親が心配で…まだ元気なんですけど…」
この感覚はとても自然です。
むしろ“今すぐではないけれど、ちゃんと知っておきたい”という人の方が良い準備ができます。
でも、わざわざ葬儀社へ相談に行くほどでもない──そんな時、
本という距離感がちょうどいいのです。
読んだからといってエンセレモニーへ連絡いただく必要も、営業もありません。
ただ、「知らないまま突然を迎える」そのリスクだけはなくしてほしい。
■ この本は、あなたとご家族の「心の準備書」です
お葬式とは、“準備しておくことで深い後悔が防げる数少ない出来事”です。
- 何を選べばいいか
- どこから始めればいいか
- 何をしてはいけないか
- 何を大切にすべきか
それを、手に取った人の立場に寄り添って書いた一冊です。
この本が「あなた自身の心の準備書」として役立つことを願っています。
■ Amazonでお読みいただけます
本書は Kindle(電子書籍) で販売しています。
スマホでも読めるため、
「話題に出しづらいけれど、自分だけ先に知っておきたい」
という方にも最適です。
必要なとき、必要な部分だけ読み返すこともできます。
■ 最後に──あなたが後悔しないために
お葬式は“やり直しがきかない一度きりの時間”です。
知らなかっただけで後悔するご家族を一組たりとも見たくない。
この本があなたの不安を軽減し、大切な人との最後の時間を悔いなく迎える力になれれば、それが何よりの願いです。

