後悔しないお葬式の進め方~事前準備できてますか?~|奈良県で家族葬をあげるならエンセレモニー
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お葬式お役立ち情報
2024.06.17
お葬式お役立ち情報
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後悔しないお葬式の進め方~事前準備できてますか?~
死は、突然訪れるものです。
近親者の死に際して、悲しみをひとまず置いて、すぐさま取り掛からないといけないのが、お通夜とお葬式の手配です。
葬儀社や予算、日程など決定すべきことは沢山あります。
自分も、家族も、後悔しないお葬式について考えてみませんか?
葬儀社に事前に確認すること
□元気なうちに事前相談に行く
心身ともに健康で時間的にも余裕のあるうちに相談をするほうが、客観手恵奈判断ができます。その際は相談予約をしたほうが、十分に聞く時間が持てますし、葬儀社も資料を準備できます。できれば2~3か所の葬儀社に相談するのがおすすめです。見積書のよし悪しや相場感もわかります。
□葬儀社に質問した方が良いこと
担当者の「葬儀に対する考え方」も質問してみてください。自分の考えと合うのかどうか、葬儀のプロとして信頼できるかどうかの確認にもなります。大切な葬儀です。信頼できる担当者にお願いしたいものです。
また、提案のプランについて必ず確認しましょう。
どこまでが含まれているのか?
搬送代金は距離によって変わってくるのか?
実際お葬式をするとなった際に、ホームページで紹介されているプラン金額より、さらにオプションをつけることで、費用が思っていた以上にかかってしまったというケースも少なくありません。
また、お葬式の見積書は、普段聞きなれない言葉も多く、理解するのに時間が必要です。だからこそ、事前に相談をし、ゆっくりと検討する必要があります。
□葬儀費用と支払い方法と期限
葬儀費用は、現金または銀行振込、最近ではクレジットカードでの支払いもできるところが増えています。コンビニ払いや電子マネー決済には対応していない葬儀社がほとんどですが、念のために確認しましょう。葬儀費用の支払いは、葬儀終了後から1週間前後の後日払いがほとんどです。
□事前相談に持参するとよいもの
家の宗旨宗派などであらかじめ決まっていることについての情報がわかっていれば、相談がスムーズに進みます。納骨予定のお墓または埋葬方法、宗旨宗派の有無、仏式の場合には檀家寺の有無、大まかな参列人数など、事前にわかっていることは、メモして持参しましょう。
□これだけはしてほしい希望リスト
祭壇飾りの規模や種類、好きな色や花の種類、棺のグレードや色・素材・会場で流してほしい音楽、飲食物の持ち込みはできるか、返礼品の内容など、これあけはしてほしいというこだわりがあればリストにし、持参して確認します。葬儀社によって制限はありがすが、相談は可能です。
□葬儀以外にお願いできること
役所の各種手続き代行、法要のお手伝い、位牌・仏壇の手配、相続にまつわる専門家の手配など、葬儀以外にも対応できることを確認しましょう。葬儀後の生活サポート、散骨、改装、墓じまいに対応、または関連会社への斡旋を行っている場合もあります。
どんなお葬式にしたいのか、家族で必要・不要を考える
葬儀社を決めるまでにかかった時間は、平均没後5,3時間。生前から葬儀社を決めていれば別ですが、そうでなければ没後たっ5時間ほどで、葬儀社と葬儀の内容を決めなくてはいけません。熟考する時間はなく、相談できる相手がいない、お葬式について知らないという状況の人がほとんどではないでしょうか。
葬儀社を早く決めないといけない理由の一つに、遺体の保管問題があります。「人口動態統計(令和3年)」によると、年間死亡者数のうち、医療機関で亡くなった人は65,9%、自宅は17,2%。医療機関でなくなった場合は、一旦霊安室に安置されたのち、自宅または葬儀社の遺体安置所へ移動させる必要があります。自宅での看取りであれば、医師による死亡宣告ののち、自宅で遺体を安置。どちらにせよ、法律で没後24時間は火葬できないので遺体を安置する場所と衛生的に保全する処置が必要となります。搬送の手配も含めて葬儀社を早く決めなければいけません。
また、葬儀の内容については故人の遺志を聞いていない場合がほとんどです。どんな葬儀なら故人が喜んでくれたのだろうかと、後々公開する人もいます。残された家族が後悔しないお葬式をするためには、生前からどんなお葬式の内容でどの位の予算がいいのか、具体的に話し合っておくことが大切です。
最近は、家族や身近なゆうじんだけで執り行う小さな規模のお葬式、いわゆる家族葬が人気です。ただ、家族だけで行う小規模の葬儀だから安く済むというイメージが先行し過ぎているようです。葬儀社の葬儀プランも選びやすくなっていますが、どんな葬儀でもオプションを積み上げていくと高くつきます。我が家のお葬式には、何が必要で何が必要でないかがわかっていると、後悔しないお葬式になるはずです。
葬儀費用について
お葬式は、宗教儀礼である葬送儀礼と、故人の死をしらしめる告別式の2つの儀式を同時に行っています。そのため、大まかに「葬儀一式費用」「飲食接待費」「寺院費用」の3つが必要となります。価格帯は地域や葬儀社によっても異なります。
葬儀社では、「葬儀一式費用」をひとつのパッケージプランとして提供しています。その中で、グレードの違いがあったり、オプションを追加したりすることで、葬儀を作り上げます。主な項目としては、遺体を搬送する車両費、遺体の保全処置、遺体安置費、会場費、祭壇費です。
遺体に関しては、火葬までの日数がかなり長い場合には、遺体に殺菌消毒・防臭処理を行い、生前に近い姿に整えるエンバーミング処置を行うこともあります。
祭壇の設えやお花に関しては、見栄えにも関わってくることなので、御家族の意向でグレードを決めるといいでしょう。通夜振る舞いや精進落としの飲食は、足りないよりかはいいからと多めに注文しがちですが、参加人数があらかじめわからないのがお通夜・葬儀の常。飲食費の見積委は変動して当たり前と考えておくのが良いでしょう。
参列者の数や規模の差はありますが、一般葬も家族葬も、お通夜・葬儀・告別式と、行うことは同じです。必ずしも家族葬だから安価で済むという訳ではありません。
※気になる香典、家族葬でも包むべき?
香典で包む金額は、関係性や自分の年齢によっても変わりますが、目安としては自分の父母(義理の父母)50,000~100,000円、祖父母(義理の祖父母)30,000~50,000円、きょうだい30,000~50,000円、親戚10,000~50,000円。家族葬に家族・親戚として参列する場合は、香典不要といわれても香典を包んだうえで、喪主に相談してみてはいかがでしょうか。また、基本的に香典には贈与税は課税されません。
以上、後悔しないお葬式の進め方について解説しました。
縁セレモニーでは事前相談を受け付けております。
お式が入っていると、会場のご見学ができなくなりますため、事前のご予約をお願いしております。
後悔しないお葬式のために、その時がきて慌てて準備するのではなく、その時に備えての事前準備が後悔しないお葬式にはかかせません。
お気軽にご相談ください。