“自分の時は簡単でいい”と言われた家族が迷わないために
INFORMATION
お葬式お役立ち情報
2026.01.30
お葬式お役立ち情報
【“自分の時は簡単でいい”と言われた家族が迷わないために】
“自分の時は簡単でいい”と言われた家族が迷わないために|後悔しない考え方
「自分の時は、簡単でいいから」
そう言われたとき、
なぜか安心よりも不安を感じていませんか。
・どこまで簡単にすればいいの?
・本当にそれで後悔しない?
・ケチったと思われない?
香芝市でご相談を受けていると、
この言葉にいちばん迷っているのは、実は“家族”だと感じます。
1. 「簡単でいい」は、具体的な指示ではありません
多くの場合、
「簡単でいい」という言葉は、
- そこまでお金をかけなくていい
- 人に気を遣わなくていい
- 残された家族に無理をさせたくない
といった故人様からの想いのまとめであって、
具体的な内容を示しているわけではありません。
だからこそ、
その言葉を“どう実行するか”で家族が迷ってしまうのです。
2. 「簡素でいい」と言われたわけではありません
よくある誤解が、
「簡単でいい=手早く終わればいい」という受け取り方です。
実際には、
- 静かに送ってほしい
- 形式に縛られなくていい
- 家族が疲れない形でいい
という方向性を示していることがほとんどです。
3. 家族が一番苦しくなるのは「守れているか分からない時」
迷いが深くなるのは、
- 本当に本人の希望に沿っているか分からない
- 周りからどう見られるか気になる
- 後から「もっとできたかも」と思いそう
こうした不安が重なった時です。
だから大切なのは、
「どこまでやるか」より「なぜその形を選ぶか」を整理することです。
4. 迷わないための考え方の軸
「簡単でいい」と言われた時、
次の3つを考えてみてください。
- その人は、何を負担だと感じていたか
- どんな最期を好んでいたか
- 家族に何を残したかったか
この軸があれば、
形式に迷っても判断がぶれにくくなります。
5. 「簡単でいい」を“形”にするときの選択肢(イメージ)
「簡単」といっても、選べる形はいくつかあります。
大切なのは、形式の名前ではなく“負担の種類”で考えることです。
- 家族葬:参列者を限定して、気遣いの負担を減らす
- 一日葬:日程を1日にまとめて、体力・時間の負担を減らす
- 火葬式(直葬):儀式を最小限にして、全体の負担を小さくする
「簡単でいい」は、
“どの負担を減らしたい人だったか”を手がかりにすると選びやすくなります。
6. シンプルな葬儀でも、想いはきちんと伝えられます
簡素な葬儀だからといって、
想いが薄くなるわけではありません。
- 家族だけで静かに手を合わせる
- 感謝の言葉を伝える
- 思い出を語る時間を持つ
大切なのは内容の多さではなく、向き合えたかどうかです。
7. 「簡単でいい」を、家族だけで背負わなくていい
この言葉をどう形にするかは、
家族だけで悩む必要はありません。
私たちは、
- 言葉の背景にある想いの整理
- 家族の負担を減らす進め方
- 「これでよかった」と思える着地
を一緒に考えています。
よくある質問(Q&A)
Q1. 「簡単でいい」と言われたら、本当に小さくしても失礼じゃないですか?
失礼にはなりません。
大切なのは故人様の想いと、ご家族の納得です。静かに丁寧に向き合える形は、立派なお別れになります。
Q2. 親戚や近所にどう説明すればいいですか?
迷ったら、理由を短く・やわらかく伝えるのが安心です。
例:
「故人様の希望もあり、近しい家族で静かに見送らせていただきます。お気持ちだけありがたく頂戴いたします。」
Q3. 火葬式(直葬)にすると、後から後悔しませんか?
後悔が出やすいのは「気持ちの整理が追いつかないまま決めた時」です。
不安がある場合は、お別れの時間を確保できるか、家族が納得できるかを基準に検討すると安心です。
Q4. 家族の中で意見が割れたらどうすればいい?
まずは形式から決めず、「何の負担を減らしたいのか」を共有するとまとまりやすくなります。
決めきれない部分は、葬儀社が整理のお手伝いもできます。
迷っている時点で、もう十分に向き合っています
「簡単でいい」と言われて迷うのは、
ちゃんと大切にしたいと思っている証拠です。
完璧に守れたかどうかではなく、
向き合おうとしたことが、何よりの供養になります。