“静かに送りたい”はわがままじゃない|希望を尊重する葬儀の考え方
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お葬式お役立ち情報
2025.12.16
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【“静かに送りたい”はわがままじゃない】希望を尊重する葬儀の考え方
“静かに送りたい”はわがままじゃない|希望を尊重する葬儀の考え方
「できるだけ静かに送ってあげたい」
「身内だけで、落ち着いたお別れがしたい」
そう思っているのに、 「それは冷たいと思われないだろうか」 「非常識だと言われないだろうか」 と悩まれるご家族は、香芝市でも決して少なくありません。
ですが、はっきりお伝えします。 “静かに送りたい”という想いは、決してわがままではありません。
この記事では、その考え方と、希望を大切にした葬儀の形についてお話しします。
1. 「静かに送りたい」と思うのは、ごく自然なこと
近年、葬儀に対する価値観は大きく変わってきています。
- 大勢に見送られるより、身近な人と過ごしたい
- 形式よりも、気持ちを大事にしたい
- 涙や想いを、無理に人前で出したくない
これらはすべて、故人様を大切に想っているからこそ生まれる気持ちです。 決して「節制」や「手抜き」ではありません。
2. なぜ「わがままかもしれない」と感じてしまうのか
そう感じてしまう背景には、次のような理由があります。
- 「葬儀は大きくすべき」という昔ながらの考え方
- 親族やご近所への気遣い
- 「きちんとしていないと思われたくない」という不安
特に香芝市のように、地域や人とのつながりを大切にする土地では、 「周囲との関係性を壊したくない」というお気持ちが、 判断を迷わせてしまうことがあります。
3. 葬儀で一番大切なのは「誰のための時間か」
葬儀は、世間体のための行事ではありません。 本来は、
- 故人様を想い
- お別れを受け止め
- ご家族が心を整えるための時間
であるべきものです。 だからこそ、ご家族が「これでよかった」と思える形が、何よりも大切なのです。
4. 「静かに送る」葬儀にも、さまざまな形があります
静かなお見送り = 何もしない、ではありません。
- 家族だけで通夜・告別式を行う家族葬
- 一日葬で心身の負担を減らす
- 火葬式を選び、前後の時間を大切にする
- 音楽や写真など、ささやかな演出を添える
規模は小さくても、 心のこもったお別れは十分に叶えられます。
5. 周囲への伝え方で、気持ちはぐっと楽になる
「どう説明すればいいか分からない」というご相談も多く寄せられます。
例えば、次のような伝え方があります。
「故人様の意向と、家族の体調や事情を考え、 身内だけで静かに見送ることにしました」
理由を丁寧に伝えることで、 多くの方が理解を示してくださいます。
6. 葬儀社は「ご家族の想いを代弁する存在」でもあります
ご家族だけですべてを抱え込む必要はありません。 葬儀社は、
- ご家族の想いを整理する
- 第三者として説明を補う
- 無理のない選択肢を一緒に考える
「静かに送りたい」という気持ちを、形にするお手伝いも、大切な役割の一つです。
7. 香芝市で「静かに送りたい」とお考えの方へ
エンセレモニーでは、
- 家族だけでのお見送り
- 参列者を限定した家族葬
- 事前相談での希望整理
など、ご家族の気持ちを軸にした葬儀をご提案しています。
「こんなことを言ってもいいのかな…」 そう思うような気持ちこそ、どうぞお聞かせください。
8. 最後に
静かに送りたい。 ゆっくり向き合いたい。 その想いは、故人様と真剣に向き合っている証です。
誰かの期待に合わせるための葬儀ではなく、 ご家族の心が、少しでも穏やかでいられるお別れを。 私たちは、その選択にそっと寄り添います。

