50年寄り添ったぬいぐるみを意識した祭壇で|香芝市で叶えた想い深い家族葬

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葬儀事例

2025.10.24

葬儀事例

50年寄り添った相棒を意識した祭壇で|香芝市で叶えた想い深い家族葬

 

 

葬儀事例名

香芝市での1日葬

葬儀費用(内訳)

プラン料金 348,000円、

プラン料金以外にかかった費用 

湯灌  66,000円

火葬料金(香芝市営火葬場への支払い) 10,000円

費用総額 424,000円
葬儀式場 イートホール香芝
葬儀社の担当者コメント

今回お手伝いさせていただいたのは、香芝市で行われたご家族中心の家族葬です。

故人様はとてもあたたかいお人柄で、ご家族や周囲の方々から長く愛されてきた方でした。

その生き方を象徴するように、ご家族はこう話してくださいました。

「父には、特別に大切にしてきた“相棒”のような存在があったんです。」

その“相棒”として喪主様が手にされていたのは、一体の大きなぬいぐるみでした。


■ 50年間寄り添ってきた「ぬいぐるみ」

ご家族によると、そのぬいぐるみは故人様が若い頃にご友人から贈られたもので、それ以来、約50年もの間、大切にされてきたものだったそうです。

旅行や引っ越しの際にも必ず一緒で、生活のそばにいつもあった存在でした。

少し色あせた姿には年月の積み重ねがにじんでおり、それだけ故人様が大事にされてきたことが伝わってきました。

祭壇のお花も、そのぬいぐるみを抱いておられる姿をイメージしながら、白・黄色・青色を基調としたやわらかな色合いでまとめました。

「ぬいぐるみはただの持ち物ではなく、父の人生の一部なんです。」

そうお話しされるご家族のお気持ちを大切にしながら、「どのように形にするのがいちばん自然か」をご一緒に考えていきました。


■ 大切な持ち物を飾る「想い出コーナー」

ご葬儀当日、式場にはぬいぐるみを中心に、故人様の愛用品を飾る「想い出コーナー」を設けました。

そこには、ぬいぐるみのほかに、故人様がこよなく愛されたゴルフ用品や使い込まれたゴルフ用手袋、趣味の道具、家族旅行のお写真などが並びました。

どれも日常の延長線上にある品々で、故人様がどのような時間を過ごしてこられたのかが自然と伝わってくるものでした。

ご家族はそれらを眺めながら、

「この手袋、接待のときも、練習のときもずっと使っていたよね。」

「このぬいぐるみを抱っこして、おじいちゃんと一緒に写真を撮ったね。」

と、思い出話を交わされていました。

展示コーナーが、ご家族にとって故人様との時間を振り返るきっかけになっていたように感じます。


■ お別れの瞬間に込められた想い

ご出棺前のお別れの時間、ご家族はぬいぐるみをそっと抱きしめながら、

「今までありがとう。ずっと一緒だったね。」

と静かに語りかけておられました。

その後、ご家族皆様の手で、ぬいぐるみをお柩の中へお納めいただきました。

あわせて、愛用されていたゴルフ用の手袋やお写真もお納めし、故人様の歩んでこられた人生がぎゅっと詰まった形でのお見送りとなりました。

涙だけでなく、「これで安心して旅立ってもらえそうだね」というお気持ちも伝わってくる、穏やかな時間だったのが印象的でした。


■ 「物」に宿る記憶を大切にするお葬式

今回のご葬儀を通じて、改めて「物には、その人が生きてきた時間や記憶が宿る」ということを感じました。

大切にしてこられた品物を通じて、ご家族は故人様らしさをもう一度確かめながら、「ありがとう」の気持ちを伝えておられました。

それは、形式だけではなく、その人の人生に寄り添ったお別れの一つの形だと考えています。

私たちエンセレモニーは、香芝市を中心に、形式にとらわれず、ご家族の想いや故人様の人生に寄り添う家族葬を大切にしています。

「その人らしいお葬式とは何だろう」と悩まれる方も多いですが、今回のように人柄や大切な物を通じて表現することで、自然と心のぬくもりが生まれるお式になると感じています。

今回のお見送りは、ご家族の想いが穏やかに伝わる、あたたかな家族葬でした。

これからも私たちは、一つひとつのご家族のご希望を丁寧に伺いながら、心に寄り添うお見送りのお手伝いを続けてまいります。

実施年 2025年10月
参列人数 13名
安置場所 イートホール香芝
火葬場 香芝市営火葬場

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