修正版 担当者コメント(盛りすぎ感なし・現実的トーン)
香芝市にて今回お手伝いさせていただいた家族葬は、
「できるだけ負担を少なく、落ち着いて見送りたい」というご家族の願いを、
ひとつずつ確かめながら形にしていったお式でした。
■ 事前相談での「安心」をかたちに
ご家族は、事前相談の段階からとても丁寧にお話をしてくださいました。
葬儀の経験が少ないと、見積りの中身や当日の流れに不安を抱かれる方も多くいらっしゃいます。
喪主様は
「後で後悔しないようにしたいので、内容をきちんと理解しておきたいです」
と話してくださり、費用や進行を一つひとつ確認しながら進めていきました。
エンセレモニーでは、
・お見積りに含まれているもの
・当日の具体的な流れ
をわかりやすくお伝えし、「最初から含まれているもの」「あとから増やすことができるもの」
をはっきりさせることを心がけています。
今回も、事前にご説明した内容と実際のご負担に差が出ないように準備を整えたことで、
「当日になって追加が出てこないか不安だったのですが、事前に聞いていた通りで安心しました」
「打ち合わせ通りに式が進んだので、当日は落ち着いて過ごせました」
とお言葉をいただきました。
■ 勤務先・入所施設から届いた供花
祭壇の両側には、喪主様の勤務先と、故人様がお世話になっていた入所施設からのお花が並びました。
色とりどりの供花は、それぞれの場所でのご縁や、故人様との日々を静かに伝えているようでした。
ご家族はお花を見つめながら、
「こんなに気にかけてくださっていたんですね」
「きっと父も喜んでいると思います」
と話されており、職場や施設での故人様の姿を一緒に想像されているご様子でした。
■ 旬の果物で届けた、やさしい一言
故人様は生前、果物がお好きだったとお伺いしました。
中でも、旬のブドウやプラムは、季節になるとよく食卓に並べていたそうです。
今回のお別れには、ご家族が新鮮なブドウとプラムを選んでお持ちくださり、祭壇とお棺のそばにお供えしました。
最期のお別れの時間には、
「好きでしたね」
「向こうでもゆっくり食べてね」
と声をかけながら、一房ずつそっとお柩の中へとお納めになりました。
大きな演出ではありませんが、ご家族にとっては「その人らしさ」を実感できる、静かであたたかな時間だったように感じます。
■ ご家族だけで過ごせる、落ち着いた家族葬
お式はエンセレモニーの自社ホールで、ご家族・ご親族中心の少人数で行われました。
他のご葬儀と重ならない環境でしたので、周囲に気をつかうことなく、ゆっくりとお別れの時間をお取りいただけました。
小さなお子様がいらっしゃっても気兼ねなく過ごしていただけるよう、
控室と式場の行き来がしやすい動線や、お座りいただく位置にも配慮しながら進行いたしました。
式後には、
「落ち着いた雰囲気で送ることができて、私たちらしいお式になりました」
とお話しいただき、ご家族の中でひとつの区切りになったご様子でした。
■ エンセレモニーが大切にしていること
エンセレモニーは、香芝市に根ざした葬祭社として、
・事前に不安を減らすための丁寧な説明
・お花や供花に込められたお気持ちの扱い方
・故人様が好きだったものをさりげなく添える工夫
・ご家族が落ち着いて過ごせる式場づくり
を大切にしています。
今回のご葬儀でも、特別な演出を加えるというより、
ご家族の「してあげたい」というお気持ちを一つずつ形にしていくことで、
穏やかな家族葬になったと感じています。
これからも、香芝市の皆様の想いに寄り添いながら、
丁寧に、真心を込めてお手伝いしてまいります。