ご母堂やご尊父などの敬称の意味や使い方、訃報・弔電で使う敬称一覧、忌み言葉について徹底解説。

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2024.08.08

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ご母堂やご尊父などの敬称の意味と使い方、弔電で避けるべき言葉について解説!

訃報や弔電を送る際には、故人や遺族に対する敬意を表すための敬称が使われます。これらの敬称は、相手の立場や関係性に応じて適切に使うことが重要です。以下に、「ご母堂」や「ご尊父」を含む訃報や弔電でよく使われる敬称一覧とその使い方について詳しく説明します。

訃報・弔電で使う敬称一覧

1. ご母堂(ごぼどう)

  • 意味:他人の母親を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が他人の母親である場合に使用されます。
    • 例文:「ご母堂様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご母堂様のご冥福をお祈りいたします。」

2. ご尊父(ごそんぷ)

  • 意味:他人の父親を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が他人の父親である場合に使用されます。
    • 例文:「ご尊父様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご尊父様のご冥福をお祈りいたします。」

3. ご主人

  • 意味:他人の夫を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が他人の夫である場合に使用されます。
    • 例文:「ご主人様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご主人様のご冥福をお祈りいたします。」

4. ご令嬢(ごれいじょう)

  • 意味:他人の娘を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が他人の娘である場合に使用されます。
    • 例文:「ご令嬢様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご令嬢様のご冥福をお祈りいたします。」

5. ご令息(ごれいそく)

  • 意味:他人の息子を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が他人の息子である場合に使用されます。
    • 例文:「ご令息様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご令息様のご冥福をお祈りいたします。」

6. ご家族

  • 意味:他人の家族全体を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:訃報や弔電の際に、故人が特定の個人ではなく家族全体に関わる場合に使用されます。
    • 例文:「ご家族様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご家族様のご冥福をお祈りいたします。」

7. ご遺族(ごいぞく)

  • 意味:亡くなった人の家族や親族を敬って呼ぶ言葉。
  • 使い方:故人の家族全体に対して敬意を表する際に使用されます。
    • 例文:「ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。」
    • 例文:「ご遺族の皆様のご冥福をお祈りいたします。」

8. 故人

  • 意味:亡くなった人を指す言葉。
  • 使い方:故人そのものを指す際に使用されます。
    • 例文:「故人様のご冥福をお祈りいたします。」
    • 例文:「故人の思い出が心に刻まれますように。」

9. 逝去(せいきょ)

  • 意味:亡くなることを表す敬語。
  • 使い方:敬意を持って死去を表現する際に使用されます。
    • 例文:「〇〇様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」

10. 冥福(めいふく)

  • 意味:亡くなった人の魂が安らかであることを祈る言葉。
  • 使い方:故人の安らかなる魂を祈る際に使用されます。
    • 例文:「〇〇様のご冥福をお祈りいたします。」

訃報・弔電での敬称の使い方

訃報や弔電を送る際には、相手の関係性に応じて適切な敬称を使うことが重要です。以下に、敬称の使い方の具体例を示します。

訃報の例文

ご母堂の場合

「〇〇様

突然のご母堂様のご逝去に接し、深い悲しみを覚えております。ご母堂様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。」

ご尊父の場合

「〇〇様

ご尊父様のご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。ご尊父様のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」

弔電の例文

ご令息の場合

「〇〇様

ご令息様のご逝去に深く哀悼の意を表します。ご令息様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆様にお悔やみを申し上げます。」

ご令嬢の場合

「〇〇様

ご令嬢様のご逝去に接し、心よりお悔やみ申し上げます。ご令嬢様のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。」

敬称の選び方のポイント

  1. 故人との関係性を考慮する:故人が誰であるか、また送る相手との関係性を考慮して適切な敬称を選ぶことが重要です。
  2. 敬意を表す:敬称は相手に対する敬意を表すものですので、失礼のないように注意が必要です。
  3. 正式な言葉を使う:訃報や弔電は正式な場面で使われることが多いので、正式な言葉や表現を使うよう心がけましょう。

よくある質問と答え

Q1: 敬称を間違えるとどうなりますか?

敬称を間違えると、相手に対して失礼に当たる可能性があります。特に訃報や弔電の際は、相手の感情に配慮し、正確な敬称を使うことが重要です。

Q2: 敬称は省略してもよいですか?

正式な場面では敬称を省略せずに使うことが望ましいです。省略すると、敬意が十分に伝わらない可能性があります。

Q3: 敬称を知らない場合はどうすればよいですか?

敬称を知らない場合は、調べたり、相手に直接確認したりすることが必要です。間違った敬称を使うよりも、正確な情報を得ることが重要です。

Q4: 敬称はどのように学べばよいですか?

敬称について学ぶためには、マナー本やインターネットのリソースを活用することができます。また、実際に訃報や弔電を送る際に、周囲の人に確認することも有効です。

Q5: 敬称を使う際の注意点は?

敬称を使う際は、相手の立場や関係性に応じて適切に使うことが重要です。また、文章全体のトーンや表現にも注意を払い、敬意を込めて書くことが大切です。

敬称の使い方は訃報や弔電の際に非常に重要です。相手に対する敬意を示し、正しい敬称を使うことで、心のこもったメッセージを伝えることができます。

 

訃報や弔電を送る際には、敬称の使い方だけでなく、言葉の選び方やマナーにも注意が必要です。特に、故人や遺族に対する配慮が求められる場面では、不適切な言葉を避けることが重要です。以下に、お悔やみの言葉や弔電で避けた方がよい言葉、および気を付けるべきマナーについてまとめました。

お悔やみの言葉で避けるべき言葉・表現

1. 縁起が悪い言葉

お悔やみの言葉や弔電では、縁起が悪いとされる言葉を避けるべきです。以下に具体例を挙げます。

  • 「死」や「亡」:直接的な表現を避け、代わりに「ご逝去」や「ご他界」といった婉曲表現を使う。
    • 例:「ご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。」
  • 「再」や「重」:再びや重ねることを意味する言葉は避ける。
    • 例:「再度」や「重ね重ね」
  • 「終わる」や「閉じる」:終わりを連想させる言葉も避ける。
    • 例:「終わり」や「閉じる」

2. 軽率な言葉

悲しみの中にいる遺族に対して、軽率な言葉や不適切な言葉は避けるべきです。

  • 「頑張って」:遺族の心情を無視した表現になることがある。
    • 例:「頑張ってください」ではなく、「お力落としのないようお祈り申し上げます」といった表現を使う。
  • 「早く元気になって」:遺族に無理をさせる印象を与えることがある。
    • 例:「ご無理をなさらずにお過ごしください」といった表現が適切。

3. 個人的な意見や感想

訃報や弔電では、個人的な意見や感想を控え、敬意を示すことが大切です。

  • 「○○は本当に良い人でした」:遺族の感情を傷つける可能性がある。
    • 例:「故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます」といった敬意を示す表現を使う。

弔電でのマナー

1. 簡潔かつ丁寧な言葉

弔電は簡潔かつ丁寧な言葉でまとめることが大切です。長々と書かず、ポイントを押さえた文章を心がけましょう。

  • 例文:「ご尊父様のご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。」

2. 配慮のある表現

遺族の心情に配慮した表現を使うことが重要です。直接的な表現を避け、婉曲表現を用いることで、敬意を示すことができます。

  • 例文:「ご母堂様のご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。ご家族の皆様にお力落としのないようお祈り申し上げます。」

3. 時間に配慮する

弔電はできるだけ早く送ることが望ましいです。訃報を受け取ったら、すぐに手配するようにしましょう。

弔電で避けるべき言葉

1. 「度々」「重ね重ね」

再びや重ねることを連想させる言葉は避けるべきです。

  • :「度々のことではございますが」「重ね重ねお悔やみ申し上げます」

2. 「再び」「再度」

再度や再びといった言葉も避けるべきです。

  • :「再びご連絡いたします」「再度お会いできる日を楽しみにしております」

3. 「死亡」「死去」

直接的な表現は避け、婉曲表現を用いることが望ましいです。

  • :「○○様のご死亡を悼み」「○○様の死去を悼み」

言葉選びのポイント

  1. 相手の立場に立つ:遺族の感情を尊重し、適切な言葉を選ぶことが大切です。
  2. 直接的な表現を避ける:婉曲表現を用いることで、敬意を示すことができます。
  3. 長文を避ける:簡潔で丁寧な言葉を心がけ、必要以上に長くならないようにしましょう。
  4. 早めの対応:訃報を受け取ったら、迅速に弔電を手配することが望ましいです。

以上が、訃報や弔電の際に気を付けるべき言葉のマナーと避けるべき言葉についてのまとめです。適切な言葉を使い、故人や遺族に対する敬意を示すことが重要です。

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