家墓、個人墓・夫婦墓、永代供養墓、両家墓

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2024.02.10

お葬式お役立ち情報

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お墓の種類は?~自分のお墓を考えよう~

お墓の種類

最近では子どもが承継しない「個人墓」や「夫婦墓」が増えています。

合葬墓や集合墓にはドーム型やロッカータイプなどユニークなものもあります。

家墓

お墓には「誰の遺骨を埋葬するのか」によっていくつかの種類があります。

代表的なものが「家墓」。親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていき、一族の遺骨が合祀(複数の遺骨を同じ墓に埋葬すること)されます。

家墓がもっとも一般的なお墓で、累代墓・代々墓・先祖墓などもいいます。

家墓は、必ず子どもや親族がお墓を承継して守っていかなかければなりません。

家墓は長男が承継するのが一般的で、兄弟姉妹が二人以上いる家庭では、長男以外は新しくお墓を建てなければなりません。たとえば新しい家庭を設けた二男が家墓を建てた場合、それを自分の子どもに承継されていくわけです。

最近は、生涯独身で過ごす人や子どもをもうけない家庭が多く、家や墓に対する考え方が変化してきました。

そのため、家ではなく個人のための「個人墓」を建てるケースが増えています。夫婦ふたりだけが入る「夫婦墓」も個人墓の一種です。

 

個人墓・夫婦墓

個人墓や夫婦墓は、本人または夫婦だけが入ることを想定しています。子どものあるなしにかかわらず、承継しないことが前提です。誰も承継せず、供養もしてくれないので寂しいですし、お墓が荒れてしまいます。

そのため最近は、個人墓や夫婦墓は永代供養契約を条件にしている墓地が一般的です。

 

永代供養墓

継承を考えない墓を「永代供養墓」といいます。個人墓のほか合葬墓や集合墓などがそれにあたり、家族ではない複数の遺骨を一緒に埋葬します。

これらの墓は埋葬方法も多様化しています。単独の納骨スペースにしばらく(五十回忌までなど)は個別に遺骨を納め、その後に合葬したり、初めから合葬する方法など。納骨スペースも、大きなドームのような納骨堂からコンピューター管理のロッカー式のものまでさまざまなスタイルがあります。

 

両家墓

一人っ子同士が結婚して、それぞれの親が墓を持っていないときには、新しくふたつの墓が必要になります。

これをひとつにしたい場合などは「両家墓」とします。

また、すでに墓を持っている場合でも、両家墓にすれば費用が少なくてすみ、管理の手間も半分ですみます。

なお、両家墓には、両家の家名を刻むこともできますし、「先祖代々の墓」として家墓にすることもできます。

 

お墓の承継とは?

お墓を継いで守っていくことを「承継」といいます。長男が承継するのが一般ですが、遺言などで長男以外に承継させることもできます。ただし、墓地によっては男子でなければ承継できなところもあるようです。子どもがいない家では親族が承継する場合もあります。

 

永代供養とは?

永代供養とは、承継者のいない墓の供養や管理を寺院が行ってくれることです。ただし永代といっても「永遠」という意味ではなく、期間が設けられています。三十回忌や五十回忌までというところが多く、この期限が過ぎると、他の人の遺骨と一緒に合祀されます。

永代供養の費用は寺院によって異なります。一般的には「一回の法要に対するお布施×年間の法要回数×永代年数」を基準に計算されることが多いようです。

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