“ご遺影の写真がない…”そんな時の選び方・探し方・自然な加工のコツ

「ご遺影に使えそうな写真が見つからない…」
「正面を向いた写真が一枚もない」
「スマホにはいくらか残っているけど集合写真ばかり」

香芝市で家族葬のご相談を受けていると、このようなお悩みは本当によく伺います。
慌てなくても大丈夫です。順番とポイントさえ分かれば、今あるお写真で十分ご遺影をお作りできます。

でも、どうかご安心ください。 写真が少なくても、ご遺影は自然で美しく仕上げることができます。

この記事では、写真がない時の探し方・選び方、そして“自然に見える加工”のポイントを分かりやすくまとめました。

1. ご遺影に向いている写真の条件

ご遺影は“奇跡の一枚”である必要はありません。 自然で、その方らしい表情が写っていれば大丈夫です。

• 表情が柔らかいもの
• 目がしっかり写っているもの
• 正面〜やや斜めの角度
• ピンボケが少ないもの

どれか一つでも当てはまれば、十分に候補になります。

2. 写真がない時の“探し方”のコツ

（1）スマホの「人」フォルダをチェック

iPhone・Androidともに、人物ごとに自動分類される機能があります。 普段は気づいていなかった写真が見つかることも多いです。

（2）家族のスマホ・LINEアルバムを見せてもらう

香芝市でも「娘さんやお孫さんのスマホに、一番良い写真が残っていた」というケースはとても多くあります。 ご家族それぞれのスマホを一度見直してみることが大切です。

（3）集合写真の“切り抜き”でも綺麗に加工できる

昔の旅行写真・職場の記念撮影・家族の集合写真から、 おひとりだけを切り抜いて遺影にすることも可能です。
「集合写真しかないから無理かもしれない」と諦める必要はありません。

（4）昔のプリント写真をスマホで撮影するだけでもOK

スキャナーがなくても、アルバムに貼ってあるお写真をスマホで明るめに撮影していただければ、 そのデータから遺影をお作りできます。

3. 自然に仕上げる“加工のポイント”

加工というと「不自然になるのでは？」と心配されますが、 自然さを大切にした加工なら、違和感なく仕上がります。

■ ポイント1：肌の質感を残す

美肌加工はやり過ぎると不自然に見えます。
「しわを少し和らげる」「くまを少し目立たなくする」程度が、もっとも自然です。

■ ポイント2：髪や輪郭を整えすぎない

輪郭や目鼻立ちを大きく変えてしまうと、“ご本人らしさ”が薄れてしまいます。 あくまで「整える」範囲にとどめることが大切です。

■ ポイント3：明るさを均一に調整

昔の写真でも、明るさとコントラストを少し整えるだけで印象が大きく変わります。 暗い写真や黄ばんだ写真も、全体のトーンを整えることで、柔らかい雰囲気に仕上がります。

4. よくある“困ったケース”と解決方法

● 写真が逆光で暗い

→ 明るさ・シャドウ補正で、表情が分かる程度まで十分改善できます。

● 正面の写真が1枚もない

→ 横向きや斜めからの写真でも、その角度を活かして自然な遺影に仕上げることができます。 必ずしも真正面である必要はありません。

● 昔のプリント写真が色褪せている

→ 色補正や退色補正を行うことで、ある程度まで鮮やかさを取り戻せます。

● マスク姿の写真しかない

→ 近年はマスクを着けた写真しか残っていないケースも増えています。 口元や鼻の復元を含めた加工も、できる範囲で自然に整えることが可能です。 一度データを拝見した上で、ご提案させていただきます。

5. “その方らしさ”を大切にした遺影作り

遺影で最も大切なのは、その方らしい表情・雰囲気が残っているかです。

「少し笑っている写真」
「ご家族に囲まれている写真」
「趣味を楽しんでいた頃の写真」
どれも、その方の人生が垣間見える大切な一枚になります。
香芝市で家族葬を行うご家族からも、
「話しかけたくなるような表情の遺影にしてもらえて良かった」とのお声を多く頂いています。

6. 香芝市でご遺影写真にお困りの方へ｜エンセレモニーのサポート

エンセレモニーでは、写真が1枚だけの場合や、集合写真しかない場合でも、 “自然で、その方らしい”ご遺影に仕上げる加工を行っています。

• 正面写真がない
• スマホの写真が暗い
• 若い頃のお写真を使いたい
• 背景を替えたい・服装を整えたい

どんなお悩みでも、まずは現在お持ちの写真を一緒に確認しながら、 ご家族と相談して最適な一枚を決めていきます。
候補が一枚に絞れない場合でも、いくつか並べて比較しながら、「ご家族が一番しっくりくる表情」を一緒に選んでまいります。