「家族の中で意見が割れたとき」円満に葬儀を決める方法【香芝市の家族葬】
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お葬式お役立ち情報
2025.11.29
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【“家族の中で意見が割れたとき”円満に葬儀を決める方法】
「家族の中で意見が割れたとき」円満に葬儀を決める方法【香芝市の家族葬】
「家族葬にしたい人」と「一般葬にしたい人」
「できるだけシンプルにしたい人」と「しっかりお見送りしたい人」…。
葬儀の話し合いでは、家族の意見が割れてしまうことがよくあります。
香芝市でも、「誰かを傷つけたくないのに、話し合うほどギクシャクしてしまう」というご相談を多くいただきます。
この記事では、故人様の想いと、ご家族それぞれの事情を大切にしながら、円満に葬儀を決めるための考え方と具体的なステップをまとめました。
1. なぜ葬儀の話し合いで意見が割れやすいのか
葬儀についての意見の違いは、「誰かが間違っている」からではありません。
多くの場合、その背景には次のような思いがあります。
- 故人様を大切に想っているからこそ
- 自分なりの「こうしてあげたい」があるからこそ
- 費用や仕事、距離など現実的な事情を抱えているからこそ
- お葬式で行うこと(湯灌など)に大切な意味が込められているからこそ
その結果として、「価値観」と「現実」がぶつかり合い、意見が割れてしまうのです。
2. まず確認したいのは「故人様の想い」
話し合いが感情的になってきたときこそ、
一度立ち止まって、次のようなことを確認してみてください。
- 故人様はどんな生き方をされていたか
- 人付き合いは控えめだったか、にぎやかな場が好きだったか
- 生前、「葬儀はこうしてほしい」と話されていたことはあるか
「誰のための葬儀か」という原点に立ち返ることで、
「自分の意見」ではなく「故人様らしいかどうか」を基準に考えやすくなります。
3. 円満に決めるための“3つのルール”
(1)「正解探し」ではなく「納得できる落としどころ」を目指す
葬儀には唯一の正解はありません。
大切なのは、家族全員が「これなら納得できる」と思えるところを探すことです。
100点満点でなくても、「70〜80点でもお互いに納得できる形」を目指すイメージが大切です。
(2)“優先順位”を先に決めておく
すべてを叶えようとすると、時間も気力も足りなくなってしまいます。
まずは、次のような項目の中で、何を一番大事にするかを話し合いましょう。
- 故人様らしさ(好きだった花・音楽・雰囲気)
- 参列者の人数や規模
- ご家族の負担(体力・時間)
- 費用の上限
- 宗教的な習慣や地域の慣習
「まずは故人様らしさを大事にする」など、軸が決まると話がまとまりやすくなります。
(3)「誰が最終的に決めるか」を明確にする
話し合いが長引く原因の一つが、「誰が決めるのか」がはっきりしていないことです。
一般的には喪主様や配偶者、長くそばにいた方が最終判断を担いますが、
- 喪主様が体調的に負担が大きい場合
- 遠方の兄弟姉妹がいる場合
などは、あらかじめ「この部分は◯◯が決める」と役割を分けておくのも一つの方法です。
4. 話し合いの場で実践したい“言い方のコツ”
同じ内容でも、伝え方ひとつで受け取り方は大きく変わります。
■ 避けたい言い方
- 「それは違う」「それは非常識だ」
- 「普通はこうするでしょ」
- 「お葬式はこういうものだ」
■ おすすめの言い方
- 「私はこう思っているんだけど、どうかな?」
- 「この部分だけ、もう少し考えさせてほしい」
- 「お父さん(お母さん)なら、どう思うかな?」
「正しい/間違っている」ではなく、「自分はこう感じている」を主語にして話すと、
話し合いが穏やかになりやすくなります。
5. 第三者(葬儀社)に入ってもらうメリット
家族だけでは感情的になってしまうとき、中立的な立場の第三者が入ることで、話がスムーズに進むことがあります。
香芝市の地域事情にも詳しい葬儀社であれば、過去の事例や地域の慣習を踏まえながら、
- それぞれの意見を整理する
- 選択肢のメリット・デメリットを説明する
- 故人様らしさを叶える別案を提案する
といった役割を担うことができます。
「家族だけで話しているとぶつかってしまう」というときは、一度相談の場を設けるだけでも、雰囲気が変わることがあります。
6. よくある“意見の食い違い”と折り合いの付け方の例
ケース1:家族葬にするか、一般葬にするか
→ 「通夜・告別式は家族中心」「後日、お別れ会や偲ぶ会を行う」など、
形を分けることで、両方の想いを両立できる場合があります。
ケース2:祭壇や演出をどこまでこだわるか
→ 「祭壇はシンプルに、その代わり写真コーナーや故人様の好きだった物を充実させる」など、
費用と“故人様らしさ”のバランスを取りながら調整します。
ケース3:誰を呼ぶか・呼ばないか
→ 家族葬であっても、「参列はご遠慮いただくけれど、訃報と感謝の気持ちはお伝えする」など、
呼ばない=切り捨てるではない形を一緒に考えていくことができます。
7. 「もめないように」ではなく「できるだけ納得して終えられるように」
葬儀の話し合いが難しく感じるのは、それだけ故人様のことを大切に想っている証拠でもあります。
完璧に意見が揃うことを目指すのではなく、
- お互いの気持ちを聞き合うこと
- 故人様らしさを真ん中に置くこと
- 「これなら良かったね」と後から振り返れる形にすること
を大切にしていただければと思います。
香芝市で葬儀の話し合いに悩んだときは
エンセレモニーでは、「まだ決まっていない」「家族で意見が割れている」段階からのご相談も承っています。
- 家族葬にするかどうか迷っている
- 規模や場所が決められない
- 親族間の意見の違いに困っている
そんな時こそ、一度お話をお聞かせください。
ご家族それぞれのお気持ちを尊重しながら、「うちの家族に合った形」を一緒に考えてまいります。

