供花の札名の書き方やマナー
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2022.03.08
お葬式お役立ち情報
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供花の札名の書き方やマナー
供花の札名の書き方
※札名は縦書きです。書き方は右側から
法人
会社名 |
部署・所属・一同 |
会社の代表者から送る場合、故人が勤めていた部署の仲間たちで贈る場合のいずれも、会社名を入れますが、その会社名は正式名称できちんと記載するのが礼儀です。
長すぎて書ききれないという場合のみ、株式会社を(株)とするなどの略式で記載することもあります。
会社の部署で送る時には部署名まできちんと入れて一同をつけますが、部署での連名の場合は肩書が上の人の名前を右から書きます。
個人
氏名 |
個人で供花を送る場合は、個人名のみの記載で問題ありません。
連盟
役職 氏名 |
役職 氏名 |
連名で供花を送る場合は、連盟となる組み合わせによって、書き方に違いがあります。
肩書のある人達の連名の場合、右側から順に地位が上の人がくるように書いていきます。
友人、同僚などのばあいは、特に気にせず連名で書くこともできますが、「友人一同」など一同をつけてあえて、連名としない方法もあります。
また、個別に記載する人数が多い場合には書面を別途つけることもあります。
子供/兄弟/親戚
従兄弟一同 |
孫一同 |
親族一同 |
〇〇家一同 |
故人の子ども、兄弟、親戚など連名で供花を送る場合は「兄弟一同」「従兄弟一同」などと書くのが一般的です。
子どもの場合は、一番右から長男、次男、三男という風に年齢順に書いていきます。
そこに書かれている名前から故人と親交のあった人などを改めて知ることができるので供花の札名は、故人を偲ぶという意味でも大切なものです。
そんな札名には、書き方やマナーというものが存在します。
~供花を送るタイミング~
遅くとも通夜が始まる約3~4時間前あたりを目処に葬儀を担当している葬儀社に依頼しければ間に合わない場合がありますので、注意が必要です。
万が一、お通夜の席に供花を送るのが間に合わなかった場合は、葬儀を終えた後、自宅に飾る祭壇用として送る方法をとると良いです。
その場合は、四十九日までに送るようにしましょう。
※葬儀式に間に合うようでしたら、当日飾ってもらえるか確認することも大切です。
供花の価格相場(供花料・お花の相場代)
供花料(お花代)の相場は、15000円~30000円です。
供花料(お花代)の価格の幅は、どのようなタイプの供花を送るのかによって違いがあります。
供花はひとつを一基(いっき)、二つで一対(いっつい)と数えます。
祭壇ではなく、斎場の中に飾られる大きな供花は、生花で一基が15000円から30000円。
一対(2基)で送る場合は一基の値段の倍。
斎場の外や入り口に飾られる花輪は、15000円~20000円。
祭壇の周りに飾られる盛籠(かご花)は、7000円~20000円。
供花を会社や親族などグループで送った時は、香典はおのおので包むケースが多いです。
本来、供物や供花は香典と同じ意味合いを持つものとされてきた意味合いから、供花と香典どちらか一方でよいという考え方もあります。
しかし、一般的には故人と親しい間柄や親近者の場合は、供花と香典の両方を贈ることは珍しくありません。
【注意】どちらも遺族の負担にならない配慮をすることが大切。
供花の手配方法/注文の仕方
訃報の連絡が入ったら、独断で供花の手配・注文をする前に、まずは故人を知る周囲の人と参列や供花・香典などは相談するようにしましょう。
亡くなられた方との関係にもよりますが、一般的に供花は個人で送るというよりは、会社や友人、親族などで取りまとめる場合が多いことも事実です。
手配する場合は、まず供花の予算、札名にどのように記載するかなどをきめます。喪主の方の名前、葬儀の日程をまずは伝え、その葬儀社の担当で間違いないか確認します。
そのうえで供花の種類、金額、札名にいれる名前を伝え、支払い方法についての確認も行っておきます。
供花の支払いは、自身が斎場へ参列する場合は、直接支払うこともできますが、後日改めて振り込みという形のところも多いです。
葬儀社へ依頼せずに自分で花屋に手配したい場合は、供花の持ち込み禁止としているところも少なくありませんので、葬儀社に確認してから手配・注文するようにしましょう。
供花の飾り方
供花の飾り方は、祭壇とのバランス、送って頂いた方への配慮など難しいので、葬儀社に相談、もしくはお任せするのが間違いありません。特に供花を並べる順番には十分な配慮が必要となります。
供花は、故人とゆかりのある一番近い遺族もしくは親族などの近親者、次にプライベートで親しくしていた方、会社関係者という順番で、祭壇の中心に近いところから、祭壇などのバランスを考えながら、飾っていきます。
枕花とは?
枕花は、亡くなられた方の枕元にそっと飾る花のことをいいます。亡くなられた方のことを思って送る花としては、供花と似ていますが、飾る場所、期間に違いがあるお花として覚えておくと間違いありません。
※枕花を送る際、送るのが早すぎないことです。
まとめ・・・
供花や枕花は故人を偲ぶ花でもあり、ご遺族に対しても少しでも癒してあげたいというお気持ちの表れとなる葬儀には大切です。