“式後にやることが多すぎる…”喪主が疲れないための実務整理術
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お葬式お役立ち情報
2025.11.30
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【“式後にやることが多すぎる…”喪主が疲れないための実務整理術】
“式後にやることが多すぎる…”喪主が疲れないための実務整理術
お葬式が終わったあと、多くの喪主様が口にされるのが、
「やることが多すぎて、頭が回らない…」というお疲れの声です。
実は葬儀後こそ、役所手続き・連絡・お礼・相続など、
ご家族だけでは抱えきれないほどのタスクが一度に押し寄せてきます。そのタスクの中には忘れるとあとで揉めたり、罰金が生じたりするものも…
本記事では、香芝市で家族葬をお手伝いしてきたエンセレモニーが、
喪主様の負担を軽くする“実務整理術”を分かりやすくご紹介します。
1. まずは「すぐにやること」と「後でいいこと」を分ける
喪主様が疲れてしまう一番の理由は、
“全部を急速にやろうとしてしまう”ことにあります。
まずは次のように、タスクを2つに分けるだけで負担が半減します。
■ すぐにやること(7日以内)
- 火葬許可証の確認
- 健康保険証・介護保険証の返却
- 年金受給停止の手続き
■ 後でいいこと(1〜2ヶ月以内)
- ・香典返しの準備
- ・納骨日の調整
- ・名義変更(電気・ガス・銀行など)
すべて今日やらなくて大丈夫。
「1週間以内」「1〜2ヶ月以内」で区切るだけで、心がふっと軽くなります。
2. “メモに書き出す”だけで疲労は軽くなる
葬儀後の混乱は、「忘れないようにしなきゃ」と頭の中だけで抱えてしまうことが原因です。
紙やスマホのメモに、次のように書き出すだけで整理できます。
- 誰に連絡するか
- 必要書類は何か
- 役所でやることは何か
- いつまでにやるか
目に見える形にするだけで、心の負担は半分以下になります。
3. 必要以上に“自分だけで抱えない”
喪主様がすべてを背負う必要はありません。
ご家族・親族にできることを分担するだけで、精神的にも体力的にも大きく変わります。
■ 分担の例
- お礼状 → 配偶者
- 役所手続き → 子ども
- 香典返し → 親族で分担
- 名義変更 → 家族の中で詳しい人
「身内にお願いするのは悪い…」と思いがちですが、大切なのは喪主様の心身を守ることです。
4. プロに頼めるところは頼る
葬儀後の手続きには、専門家に任せたほうが早く、確実な内容もあります。
- 相続 → 司法書士・税理士
- 遺品整理 → 専門業者
- 不動産の名義変更 → 司法書士
特に相続は期限があるため、香芝市周辺の専門家をご紹介することも可能です。
「どこに相談していいか分からない」という段階からでも構いません。
5. 喪主が疲れない“日数別スケジュール”
■ 葬儀後〜7日以内
- 役所手続き(最低限)
- 関係者への簡単な連絡
- 書類の保管
■ 葬儀後1〜2週間
- 香典返しの準備
- 納骨日程の確認
- 必要書類の整理
■ 葬儀後1〜2ヶ月
- 名義変更の手続き
- 相続相談
- 不動産・銀行の整理
これだけ覚えておけば、慌てなくても十分に間に合います。
6. “自分をねぎらう時間”も予定に入れておく
実務のことを考えるあまり、ご自身の休息や心の整理が後回しになってしまう喪主様も少なくありません。
1日の中で「何もしない時間」「故人様を静かに思い出す時間」を、
あえてスケジュールに入れておくことも大切です。
「今日はここまでできたから十分」と、自分に言葉をかけてあげてください。
喪主様が無理をしないことは、ご家族にとっても大きな安心につながります。
7. エンセレモニーの“喪主支援サポート”
当社では、喪主様の負担を少しでも軽くできるよう、次のサポートを行っています。
- 葬儀後のタスク整理チェックリストのお渡し
- 香芝市役所での手続き案内
- 相続・税務の専門家紹介
- 香典返し・納骨のサポート
- 「誰に聞いたらいいか分からない」ご不安の相談窓口としてのフォロー
「こんなこと聞いてもいいのかな?」ということも、遠慮なくご相談ください。
喪主様が無理をしないことが、故人様を大切に想う上で一番大切だと、私たちは考えています。

