“仕事を休めない喪主”のためのスケジュール設計
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2026.01.02
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【“仕事を休めない喪主”のためのスケジュール設計】
“仕事を休めない喪主”のためのスケジュール設計
「仕事を休めないし、喪主なんて無理なのでは…」
こんな不安を抱えたまま、どうしても調整が難しい状況で喪主を任される方は少なくありません。
本来ならゆっくり向き合いたいはずのお別れなのに、仕事との両立で心も体もいっぱいになってしまう──。
そんな方のために、できるだけ無理をしない進め方を「順番」と「型」で整理しました。
1. 「全部自分がやらないと」は手放していい
喪主=すべてを一人で背負う役割ではありません。
役所手続き、買い物、参列者への案内など、多くはご家族・親族・葬儀社が分担できます。
- 判断する人(喪主):方針・優先順位を決める
- 動く人(家族・親族):連絡・手配・雑務を担う
- 整える人(葬儀社):段取り・当日の運営を支える
仕事を休めない場合は特に、「喪主は判断に集中」に切り替えるだけで、負担がぐっと軽くなります。
2. まずは“最初に決める順番”だけ押さえる
時間がない時ほど、細かいことから考えない方がうまくいきます。
最初の判断はこの3つだけで大丈夫です。
- 連絡窓口を1人決める(喪主 or 代理の家族)
- 「家族葬の範囲」を仮で決める(家族のみ/親族まで など)
- 日程の“希望枠”を2つ作る(例:平日夜/週末など)
細部(花・返礼・写真など)は、後から電話やLINEで調整できるものが多いです。
まずは「大枠」を先に固めて、仕事と両立できる土台を作りましょう。
3. 「時間の使い方」を3つに分ける
- 喪主しかできない時間(方針決定・代表挨拶など)
- 代わりにお願いできる時間(買い物・案内・細かな連絡)
- 後回しにできること(香典返し・写真整理・名義変更 など)
「全部すぐに」「全部自分で」ではなく、
“今必要なことだけ”を一緒に整理していきましょう。
4. 休める日数別|モデルスケジュール(3パターン)
パターンA:最低1日は休める(式当日だけ休む)
- ご逝去当日:葬儀社へ連絡 → 搬送・ご安置 → 日程の仮決め(10〜15分)
- 翌日:打ち合わせは30〜45分で“決める項目だけ”(詳細は後日)
- 式当日:出番はピンポイント(挨拶・焼香・要所の判断)→ 空き時間は休む
- 式後:手続きは数日〜数週間で分割して進める
パターンB:半休なら取れる(半休×1〜2回で回す)
- ご逝去当日:電話で段取り確認(10分)
- 翌日〜翌々日:半休で打ち合わせ(45〜60分)
- 式当日:基本は通常通り。負担が大きい部分は葬儀社に寄せる
パターンC:どうしても休めない(当日も動けない可能性)
この場合は「喪主=現場の責任者」ではなく、“決定者”に徹する設計が必要です。
具体的には、
- 代理の家族(サブ窓口)を立てる
- 当日の案内・受付・対応は代理+葬儀社で回す
- 喪主挨拶は「短い形」にし、可能なら読み上げ形式にする
「喪主が常にそこにいないと失礼」ではありません。
無理をして倒れてしまう方が、故人様もご家族も一番つらくなります。
5. 短時間で決められる「打ち合わせ最小セット」
忙しい喪主様は、まずこの項目だけ決めれば、葬儀は進められます。
- 日程(希望枠だけでOK)
- 規模(家族のみ/親族まで/親しい方まで)
- 会場・安置(ご自宅か、施設か)
- 宗教の方針(菩提寺あり/なし/無宗教など)
- 連絡方針(知らせる範囲・香典辞退の有無)
祭壇・お花・返礼品・写真などは、後からでも調整できます。
6. 会社へ伝える時のポイント(言い方で調整が通りやすくなる)
- 休める場合は、期間を「◯日程度」と少し余裕を見て伝える
- 可能なら喪主であることを伝える(調整の理解が得やすい)
- 在宅・時短・中抜けなど、代替案も合わせて相談する
■ 会社への連絡文例(そのまま使えます)
お疲れ様です。身内(続柄:◯◯)が逝去し、喪主を務めることになりました。
急で恐縮ですが、(希望:◯月◯日〜◯日/または◯日だけ)お休み(または時短・中抜け)のご相談をさせてください。
業務の引き継ぎは本日中に整理し、必要な連絡は(メール/チャット/電話)で対応可能です。よろしくお願いいたします。
7. 家族・親族に「お願いする役割」を最初に振る
喪主様が忙しい時ほど、頼み方はシンプルが一番です。
“担当表”を作る感覚で割り振りましょう。
- 連絡係:親族・近しい方への連絡(テンプレ文を使う)
- 持ち物係:書類・印鑑・貴重品・写真の管理
- 当日サポート係:高齢者・お子様の付き添い、控室対応
- 受付補助:香典・記帳の補助(可能なら葬儀社と連携)
「お願いしていいのかな…」とためらわなくて大丈夫です。
喪主様が倒れないように守ることが、周囲の大切な役割でもあります。
8. 葬儀社に“遠慮なく頼んでいいこと”
- 参列者への案内文(連絡文)の文例作成
- 当日の導線設計(焼香のみ対応・時間差対応など)
- スケジュールの組み立て(「ここだけ喪主が必要」を明確化)
- 喪主挨拶の文例サポート(短い形への調整も可能)
「忙しくて難しい」と率直に伝えていただければ、
できる限り肩代わりできる方法をご提案します。
9. 無理をしないことが“ご供養”につながる
疲れ切ってしまうより、できる範囲でしっかり向き合うことが大切です。
それで十分、ご供養になります。
喪主様が守られることで、結果的に式全体が落ち着き、故人様らしい時間になります。
香芝市で「仕事と喪主の両立」に悩んだときは
「どこまで頼っていいのか分からない」
「スケジュールが不安」
そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。
喪主の方の負担を少しでも軽くできるよう、寄り添ってサポートいたします。