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今回お手伝いさせていただいたのは、香芝市で執り行われた、ご親族23名様での二日葬でした。
お寺様からのご紹介をきっかけに、当社へご相談をいただきました。
故人様は、5歳のお子様でした。
生まれて間もなくご病気が分かり、生後一週間ほどで医大へ搬送。その後も入退院や手術を繰り返しながら、ご家族とともに懸命に歩んでこられたと伺っています。
ご家族にとっては、言葉では表せないほど深い愛情と時間が積み重なったお見送りだったと思います。
「生後二週間で一度目の手術」
「10ヶ月頃に二度目の手術」
「3歳半頃に再び入院し、その後三度目の手術」
ご家族がどれほど長い時間を不安と隣り合わせで過ごしてこられたかが伝わってきました。
それでもご家族は、
「できるだけ普通の時間を過ごさせてあげたい」
という想いを大切にされていました。
退院後には家族旅行で、アンパンマンミュージアムややなせたかし記念館へ出かけたりと、限られた時間の中でもたくさんの思い出を作ってこられたそうです。
ご親族やご友人とも関わりながら、故人様を中心に、ご家族みんなで一つひとつの日常を積み重ねてこられたことが感じられました。
ご相談当初、ご家族は
「何をどうしたら良いのか分からない」
という大きな不安を抱えておられました。
近くのお寺様に声をかけ、紹介されたことから当社へつながったと伺っており、突然の状況の中で、必死に支えを探されていたことが伝わってきます。
そのため私たちは、まず“葬儀を進める”のではなく、ご家族のお話をゆっくり伺うことを大切にしました。
「どんなことが好きだったのか」
「どんな時間を一緒に過ごしてきたのか」
を一つずつ確認しながら、ご家族が少しでも安心して故人様と向き合える時間を整えるよう心がけました。
故人様は、アンパンマンやバイキンマンが特に大好きだったそうです。
そこで今回は、祭壇や会場装飾にも、その世界観を取り入れました。壁面にはキャラクターの装飾や、ご家族が残してこられたお写真、お子様が描いた絵などを飾り、“その子らしさ”が感じられる空間 を整えています。
また、ご家族からは
「49日まで毎日、声をかけてあげたい」
というお気持ちも伺っていました。
そのため、ご自宅に戻られてからも故人様を近くに感じられるよう、飾りやお写真のレイアウトなども一緒に考えながら準備を進めました。
特にご家族に喜んでいただけたのは、ホール全体をその子らしい空間にできたこと だったように感じます。
ご家族は、“大切な家族の一人”として故人様を送りたい と願っておられました。
その想いが、会場全体から自然に伝わってくるお式になっていました。
ご親族の皆様が写真や作品を見ながら、
「この時はこうだったね」
「これかわいい」
と語り合われていた姿も印象的でした。
悲しみの中にも、故人様を大切に思う気持ちがあふれ、会場にはあたたかな時間が流れていました。
そして何より印象的だったのは、お別れの時間でした。
ご家族は故人様のお顔を見つめながら、
「ここまでよく頑張ったね」
「ありがとうね」
と何度も声をかけておられました。
長い闘病生活の中で、ご家族はずっと“頑張ること”を続けてこられたのだと思います。だからこそ最後の時間は、「ちゃんと向き合って送り出したい」 という想いがとても強かったように感じました。
今回、私たちスタッフとして大切にしていたのは、正解を押し付けないこと でした。
小さなお子様のお別れには、決まった形だけでは表せない想いがあります。
だからこそ私たちは、ご家族のお気持ちを最優先にしながら、
「この子らしく送るにはどうしたらいいか」
を一緒に考えることを大切にしました。
香芝市で家族葬をご検討される方の中には、
「小さな子どもの葬儀をどうしたらいいか分からない」
「好きだったものを飾ってもいいのだろうか」
「費用や流れが不安」
と悩まれる方もいらっしゃると思います。
そんな時は、全部決めてからではなく、今の状況からのご相談でも大丈夫です。
お電話では、今の状況と、
「どんなふうに送ってあげたいか」
を少しお聞かせいただくだけで構いません。
ご家族の想いを大切にしながら、無理のない形でお見送りを整えてまいります。
※供花・盛り籠・式場使用料・宗教者様へのお礼などは、ご希望内容に応じて別途必要となる場合があります。
※掲載写真には、ご親族様よりお供えいただいた供花が含まれている場合がございます。
※生花の種類・季節・花量・ご希望内容により、実際の費用は前後いたします。
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