“働く世代”が喪主になったとき|初めてでも安心できる準備の流れ
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お葬式お役立ち情報
2025.10.12
お葬式お役立ち情報
【働く世代の人が喪主になったとき】初めてでも安心できる準備の流れ
「家族が亡くなった。葬儀のことも仕事のことも、何から連絡すればよいのだろう」
働きながら初めて喪主を務める方は、悲しみの中で、葬儀の準備と勤務先への連絡を同時に進めることになります。しかし、喪主がすべての実務を一人で抱える必要はありません。
葬儀の内容や休む日数が決まっていない段階でも大丈夫です。まずは葬儀社と勤務先へ現在の状況を伝え、今日決めることだけを整理するところから始めましょう。
仕事の予定も葬儀内容も決まっていないまま相談できます
「家族が亡くなり、仕事をしながら喪主を務めます」とお伝えください。現在の状況から確認する順番を整理します。
1.ご逝去直後は、葬儀内容が未定でも電話できます
病院や施設で亡くなられた場合は、医師の死亡確認後、看護師様や施設職員様へ処置の終了予定を確認します。そのうえで、葬儀社へお迎えと安置について相談します。
この時点で、家族葬か一日葬か、式場をどこにするか、仕事を何日休むかまで決めておく必要はありません。電話では、次の内容を分かる範囲でお伝えください。
・故人様とご連絡いただいた方のお名前
・病院・施設名と、処置が終わる予定時刻
・ご自宅・会館など、希望する安置先
・菩提寺や宗派について分かっていること
・喪主を務める方の仕事上の制約や、家族が集まれる時刻
電話でそのまま使える伝え方
「家族が香芝市の〇〇病院(施設)で亡くなりました。私が喪主を務める予定ですが、仕事との調整も含めて何も決まっていません。処置は〇時ごろ終わる予定です。まず、お迎えと安置先について相談したいです」
詳しい流れは、お急ぎの方へとお葬式の流れでもご案内しています。
2.勤務先への第一報は、未定のまま伝えて構いません
葬儀の日程が決まるまで職場への連絡を待つと、勤務や引き継ぎの調整が遅れてしまいます。まずは直属の上司や、勤務先で指定されている窓口へ、家族が亡くなったことと、予定が未定であることを伝えます。
- 故人様との関係
父・母・配偶者など、差し支えない範囲で伝えます。 - 現在分かっていること
ご逝去日時や、葬儀社と日程を調整中であることを伝えます。 - 次に連絡できる時刻
日程が決まり次第、いつごろ再連絡するかを伝えます。 - 急ぎの業務
代わりに確認してほしい仕事と、連絡可能な方法を簡潔に共有します。
勤務先への第一報の例
「本日、父が亡くなりました。私が喪主を務める予定ですが、葬儀の日程はまだ決まっていません。本日はお休みをいただき、日程が分かり次第、〇時ごろまでに改めてご連絡します。急ぎの案件については、〇〇さんへ引き継ぎをお願いできますでしょうか」
長い説明を一度にする必要はありません。日程が決まった後に、休む期間や出勤予定を更新すれば大丈夫です。
3.忌引き・休暇・必要書類は勤務先へ確認します
忌引き休暇の有無、取得できる日数、賃金の扱い、提出を求められる書類は、勤務先の就業規則や雇用形態などによって異なります。インターネット上の一般的な日数だけで判断せず、上司や人事・総務へ確認しましょう。
勤務先へ確認すること
・利用できる休暇の名称と日数
・休暇を数え始める日
・有給・無給などの扱い
・申請方法と必要書類
葬儀社へ確認すること
・通夜・葬儀・火葬の予定
・喪主が立ち会う場面
・打ち合わせに必要な時間
・勤務先へ提出する書類の相談
休める日数に合わせて先に葬儀形式を決める必要はありません。
火葬場や宗教者様の予定、ご家族が集まれる時間、故人様をどのように見送りたいかを確認し、仕事上の事情も葬儀社へ伝えながら日程を整理します。
4.今決めることと、後で決めてもよいことを分けます
仕事の連絡と葬儀準備が重なると、すべてを急いで決めなければならないように感じます。しかし、ご逝去直後に必要な判断は限られています。
先に決めること
・病院・施設からのお迎え
・ご自宅・会館などの安置先
・葬儀社との主な連絡役
・菩提寺・宗教者様への連絡
・家族が集まれる時刻
後から決められること
・遺影写真の最終決定
・料理・返礼品の最終数量
・供花・供物の細かな内容
・喪主挨拶の詳しい文章
・思い出の品や会場演出
勤務先へ伝えるために必要なのは、まず大まかな日程です。細かな内容まで確定してから報告しようとせず、決まった情報から順に更新しましょう。
限られた休みの中で、どのように進めるか相談できます
仕事の予定、ご家族が集まれる時間、菩提寺の有無などを伺い、急いで確認することから整理します。
5.家族・職場・葬儀社で役割を分けます
喪主は、ご家族を代表して主な方針を確認する立場です。親族への連絡、写真選び、仕事の引き継ぎ、受付や会計まで、すべてを一人で行う役割ではありません。
| 担当 | 主な役割 | 負担を減らすポイント |
|---|---|---|
| 喪主・主な連絡役 | 葬儀の方針、日程、見積りの確認 | 家族の窓口を一人にまとめる |
| ご家族 | 親族への連絡、写真、持ち物、移動の確認 | 担当を一つずつ具体的に決める |
| 勤務先の方 | 急ぎの仕事、連絡、予定変更の引き継ぎ | 業務上の代理窓口を決める |
| 葬儀社 | 搬送・安置、式の準備、当日の進行案内 | 仕事上の制約も最初に伝える |
「自分で行った方が早い」と思っても、判断と作業が喪主へ集中すると、確認漏れが起こりやすくなります。家族LINEや共有メモを使い、決定事項と担当者だけを簡潔に残しておくと整理しやすくなります。
6.遠方の家族も、移動前から準備を分担できます
大阪・京都・名古屋などで働いているご家族が香芝市へ向かう場合は、到着を待つ間にも遠方からできることがあります。移動を急ぐ方だけへ負担を集中させず、現地にいる方と役割を分けましょう。
・勤務先への連絡と、急ぎの仕事の引き継ぎ
・香芝市へ到着できる時刻の共有
・親族への連絡と、参列・移動手段の確認
・遺影写真候補をスマートフォンで家族へ共有
・宿泊が必要な家族の人数や到着時刻の整理
日程は、火葬場や宗教者様の予定なども確認して決まります。「仕事を休める日」だけで先に確定せず、ご家族が集まれる見込みを葬儀社へ伝えてください。
移動中は安全を優先してください。
到着が遅くなる場合や、家族全員がそろう時刻が分からない場合も、そのままご相談いただけます。運転中の電話や、無理な移動は避けましょう。
7.働きながら喪主を務める方からよくある質問
葬儀の日程が決まっていなくても、勤務先へ連絡した方がよいですか?
まずは、ご家族が亡くなったことと、日程を調整中であることを伝えましょう。休む期間は、葬儀日程が決まり次第、改めて連絡します。
忌引き休暇は何日取得できますか?
日数や対象となる親族、必要書類、賃金の扱いは勤務先によって異なります。就業規則を確認し、上司や人事・総務へお問い合わせください。
仕事を長く休めない場合、一日葬にした方がよいですか?
休暇日数だけで決めず、ご家族の希望、宗教者様や火葬場の日程、参列される方の事情も含めて考えます。一日葬と二日間の葬儀の違いを確認したうえで選びましょう。
喪主本人がすべての打ち合わせに参加する必要はありますか?
確認が必要な内容はありますが、ご家族が連絡役や実務を担える場合もあります。誰がどこまで対応できるかを、相談時に葬儀社へお伝えください。
仕事中で電話に出にくい場合はどうすればよいですか?
連絡しやすい時間帯や、連絡を受けられるご家族を事前に葬儀社へ伝えておくと安心です。お急ぎの場合は電話で、急ぎでないご相談にはLINEやお問い合わせフォームもご利用いただけます。
「仕事をしながら喪主を務めます」と、そのままお伝えください
何も決まっていない今の状況から、葬儀社・勤務先・ご家族へ確認する順番を一緒に整理します。

