多世代同居と葬儀の調和|家族ごとの希望に応える設計
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お葬式お役立ち情報
2025.08.08
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【多世代同居と葬儀の調和|家族ごとの希望に応える設計】
多世代にやさしい家族葬の設計|香芝市エンセレモニーの実例とチェックリスト
同じ家に暮らしていても、望むお別れの形は世代で違うもの。
祖父母・親世代・子世代それぞれの想いを尊重しながら、ひとつの式に調和を生む設計を、香芝市の実例を交えてご紹介します。
(運営:香芝市のエンセレモニー)
1. 多世代で起こりがちな“ズレ”と対処の軸
- 静けさ vs. 会話の場:静かに見送りたい祖父母、語り合いたい子世代 → 「静穏ゾーン」と「会話ゾーン」を分ける。
- 宗教色の濃淡:読経重視の親族と無宗教希望の子世代 → 読経の時間を核に、前後を自由時間に設計。
- 所要時間:長時間参加が難しい働き盛り世代 → 30~45分のコアタイムを明確化。
- 子ども配慮:静粛時間への不安 → キッズコーナー&途中退席OKの動線。
2. ゾーニング設計|“同じ会場で違う過ごし方”を可能に
- 静穏ゾーン:祭壇前~前列。BGM控えめ・椅子は座りやすい高さで。
- 会話ゾーン:後方~ホワイエ。想い出ボードやアルバムを配置。
- キッズ&ケア:絵本・クッション・授乳スペース。途中退席の出入り口を近くに。
- 介助動線:段差なし/車いす可、トイレ最短ルートの案内掲示。
3. 45分コア+自由時間のタイムライン例
- 0:00-0:05|集合・ご挨拶(式の流れを掲示/手元カード配布)
- 0:05-0:20|読経・黙祷・焼香(宗教有:導師案内/無宗教:黙祷+想い出BGM)
- 0:20-0:35|メモリアルタイム(家族代表の言葉+スライド3分)
- 0:35-0:45|お別れ・閉式(以後は自由解散・個別対話・写真閲覧)
※ 遠方や仕事の方は「コア45分」に出入りすればOKと事前周知。
4. 宗教・無宗教を両立させるポイント
- 読経や祈りの時間を式の核に据え、前後を非宗教的な演出(写真・手紙)に。
- 焼香回数・合掌姿勢などは事前掲示で迷いをなくす。
- 宗派違いがある場合は個別読経の時間帯を設けて尊重。
5. 子ども・高齢者・障がいへの配慮
- 子ども:「ありがとうを伝える日」と伝える台本/短時間スピーチ/途中退席OK。
- 高齢者:座面低めの椅子、休憩椅子の増設、足元カーペット。
- 障がい配慮:筆談ボード・手話手配可、照明/音量の事前確認、静かな控室。
6. 家族ヒアリングのコツ(5項目)
- 参列範囲(親族のみ/友人含む)と人数帯
- 宗教性の強さ(読経の有無・時間)
- コア時間の上限(30/45/60分)
- 写真・音楽・手紙など「らしさ」要素
- 配慮事項(子ども・介助・仕事都合・オンライン)
7. 多世代家族のためのチェックリスト
- ☑ 静穏ゾーン/会話ゾーン/キッズゾーンを分けた
- ☑ コア45分の時間割を作り、事前共有した
- ☑ 宗教・無宗教の希望を両立する配置とアナウンスを用意
- ☑ 介助動線・トイレ・椅子・空調の快適性を確認
- ☑ 参加が難しい人向けにオンライン・後日面会の代替を用意
世代が違っても、想いはひとつ。
香芝市のエンセレモニーが、多世代の希望を丁寧に束ねた家族葬設計をお手伝いします。
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