お孫さんと作る“思い出アイテム”特集|家族の絆を形にする手作り供養アイデア
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お葬式お役立ち情報
2025.10.11
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【お孫さんと作る“思い出アイテム”特集】家族の絆を形にする手作り供養アイデア
「孫にも、おじいちゃん・おばあちゃんへ気持ちを伝えられる時間を作ってあげたい」
そのように思っても、何を作ればよいのか、葬儀へどこまで参加させてよいのか迷うご家族もいらっしゃいます。
立派な作品を完成させる必要はありません。絵を一枚描く、写真を一緒に選ぶ、短い言葉をカードへ書く。お孫さんの年齢や気持ちに合う小さな関わり方でも、十分に大切なお別れになります。
作る物が決まっていなくても相談できます
お孫さんの年齢、作りたい物、式場へ飾りたい物を伺い、準備できる範囲から一緒に整理します。
1.思い出アイテムは、上手に完成させることが目的ではありません
お孫さんと作る思い出アイテムは、作品の出来栄えを競うものではありません。大切なのは、おじい様・おばあ様との出来事を思い出し、自分なりの方法で気持ちを表せることです。
途中で手が止まったり、違う遊びを始めたり、「作りたくない」と話したりすることもあります。その場合は、完成を急がせず、見るだけ、材料を選ぶだけ、家族が作るところに一緒にいるだけでも構いません。
「何か作らなければ、お別れができない」ということではありません。
作らない、式場へ行かない、途中で控室へ移動するという選択も含め、お孫さんの様子を見ながら決めてください。
2.年齢だけで決めず、その日の気持ちに合う関わり方を選びます
同じ年齢でも、死についての理解や、葬儀の場で感じることは一人ひとり異なります。「できる年齢か」だけで判断せず、本人が今できそうな関わり方を選びましょう。
見る・選ぶ
色紙や折り紙の色を選ぶ、候補写真を一緒に見る、飾る花を選ぶなど、手を動かさなくても参加できます。
描く・書く
絵、名前、好きだった言葉など、本人が書ける範囲で残します。文章にする必要はありません。
話す
思い出を大人へ話し、大人がカードへ書き留める方法があります。本人が人前で読む必要はありません。
そばにいる
家族が準備する様子を見る、完成した物を式場へ運ぶなど、短い参加方法も選べます。
葬儀について説明する時は、家族で言葉をそろえ、分かる範囲を短く伝えます。分からない質問には無理に答えを作らず、「分からないこともある」と伝えて構いません。
3.少ない材料で作れる五つの思い出アイテム
ご逝去後は、葬儀の打ち合わせや親族への連絡などが重なります。最初から大きな作品を作ろうとせず、ご自宅にある紙、写真、色鉛筆などで用意できるものから始めましょう。
1:絵と短いメッセージ
好きだった顔、家、一緒に遊んだ場面などを自由に描きます。「ありがとう」や名前だけでも十分です。
2:一枚の写真と思い出カード
お孫さんと一緒に写った写真を一枚選び、その時の出来事を短く添えます。
3:折り紙・紙の花
好きだった色で折り紙や紙の花を作ります。式場へ飾るのか、お棺へ納めたいのかを先に伝えます。
4:家族でつなぐ思い出ボード
一枚の台紙へ、家族それぞれの絵や言葉、写真のコピーを少しずつ加えます。
5:思い出を集めるカード
「一緒に食べたもの」「よく聞いた言葉」「楽しかったこと」を一枚ずつ書きます。式場へ飾った後、ご家族で保管することもできます。
お孫さんへの声のかけ方
「おじいちゃん(おばあちゃん)に、絵や言葉を残してみる? 作らなくても大丈夫だよ。写真を一緒に選ぶだけでもいいよ」
4.式場へ飾る物と、お棺へ納めたい物は分けて確認します
手作りした物は、すべてお棺へ納めなければならないわけではありません。式場へ飾った後にご自宅へ持ち帰り、家族の思い出として残す方法もあります。
| 残し方 | 向いている物 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 式場へ飾る | 思い出ボード、額入り写真、立体作品、複数のカード | 展示場所、大きさ、倒れにくさ、参列者の動線 |
| お棺へ納めたい | 絵、手紙、折り紙など | 材質、量、火葬場の条件、宗教上の考え方 |
| 家族で保管する | 原本写真、ボード、壊れやすい物、残したい作品 | 誰が持ち帰るか、写真や名前の公開範囲 |
お棺へ納めたい物は、作る前または持参前にご相談ください。
紙に見えても、金属・電池・ガラス・厚い樹脂などが付いている場合があります。納められる物は火葬場の条件や材質などで異なるため、ご家族だけで判断せず、葬儀社へ実物または写真を見せて確認してください。
「この作品を飾れますか」と写真を見せてご相談いただけます
大きさや材質が分からない場合も、分かる範囲から確認します。お棺へ納めたい物は事前にお知らせください。
5.家族で役割を分けると、準備を急がずに済みます
一人の方が材料探し、写真選び、制作、運搬まですべて担当すると、葬儀準備と重なって大きな負担になります。大人が安全確認を担い、お孫さんはできる部分だけに参加できるようにしましょう。
・材料担当:紙、色鉛筆、写真のコピーなどを用意する
・見守り担当:はさみや道具を使う場面をそばで確認する
・写真担当:使用する写真と、写っている方への配慮を確認する
・相談担当:式場へ飾れるか、お棺へ納められるかを葬儀社へ確認する
・運搬・持ち帰り担当:作品が折れたり壊れたりしないよう管理する
写真や愛用品を使った展示全体を考えたい方は、香芝市の家族葬でメモリアルコーナーを作りたい方へもご確認ください。
氏名、学校名、住所、連絡先が見える物は、そのまま飾らないよう確認します。
家族写真を使う場合は、写っている方が展示を望んでいるかにも配慮しましょう。
6.遠方にいるお孫さんも、来場前から参加できます
大阪・京都・名古屋など遠方にいるお孫さんや、学校・仕事・体調などの事情で式場へ来られないお孫さんも、無理のない方法で言葉を届けられます。
・スマートフォンで描いた絵や手紙を撮影して家族へ送る
・写真候補の中から、思い出に残っている一枚を選ぶ
・短いメッセージを送り、現地の家族がカードへ書き写す
・声で伝えたい場合は、家族へ話して文章にまとめてもらう
・成人したお孫さんが、思い出ボードの説明文や写真整理を担当する
届いたデータをどのような形で印刷・展示できるかは、準備時間や設備によって異なります。式の直前に届く場合は、できる方法を葬儀社へ確認してください。
7.お孫さんとの手作り準備でよくある質問
子どもが作りたくないと言っています。勧めた方がよいですか?
無理に作らせる必要はありません。見る、色を選ぶ、家族のそばにいるなど、本人が受け入れられる関わり方を選びましょう。何もしない選択も尊重してください。
絵や手紙は必ずお棺へ入れられますか?
材質、量、火葬場の条件などによって異なります。金具や装飾が付いている場合もあるため、事前に葬儀社へご確認ください。
顔写真を思い出ボードへ貼っても大丈夫ですか?
使用できますが、故人様以外の方が写っている場合は、展示してよいか確認しましょう。学校名、名札、住所などが見える写真にも注意します。
式まで時間がありません。何を一つだけ作ればよいですか?
白い紙に絵や短い言葉を残す方法が準備しやすいでしょう。完成度より、お孫さんが無理なく気持ちを表せることを大切にしてください。
お孫さんが式の途中で落ち着かなくなった場合はどうしますか?
途中で席を外すことも想定し、付き添う大人と移動先を決めておくと安心です。式場見学や相談時に、控室・出入口・トイレまでの動線も確認してください。
お孫さんの「できること」から、お別れの時間を一緒に考えます
作品が完成していなくても、作るか迷っている段階でも大丈夫です。今の状況から、飾り方や持ち込み方法を整理します。

