奈良県香芝市にあるエンセレモニー

弊社ではお一人お一人、スタッフ内で葬儀前に、式典会議を執り行っております。

一番最初のお打ち合わせで、ご遺族様より故人様の想い、家族の想い、どんなお人柄でどんな送り方をしてあげたいのか。直接お話を伺った専属スタッフが他式典スタッフに共有する会議を行なっています。
葬儀内容の基本的な情報は勿論ですが、一番時間をかけるのが、想いの共有です。

例えばお人柄。厳しい方だった、優しい方だった、生前に故人様より賜った数々の教えなど、送らせて頂くにあたりその方がどんな方だったのか、どんな想いで遺族は見送っているのか。何も分からず葬儀に携わるのは失礼な事だと考えています。なので、式典に入る全スタッフで共有し、想いの部分や、専属担当意外にも同じ話を何度もしないで済むように、徹底しております。

葬儀の依頼は大切な家族の旅立ちを任せていただくというとても重要なことです。
そのため、故人様に対して、ご遺族様に対しての我々の姿勢を示すのも安心いただく重要な項目です。
なので、立ち振舞いや言葉遣いだけでなく、明瞭な金額提示を示すことも当たり前の誠意だと考えています。当たり前の事を当たり前に一円単位で丁寧にご説明をさせていただき、納得と同意を得て一つずつ進めて参ります。

よく分からない請求はありません。請求追加項目については、強制的に「必要です」と言わんばかりの説明も致しません。あればどうなって無ければどうなるのか、その中で必要かどうかはご遺族様の判断です。
「無ければご遺族様が恥をかく」このような説明もプロとして失格です。受注した以上、お決めいただいた制約条件の中でいかに皆様に気持ちよく送っていただく環境を提供できるかが私どもの役目だと考えています。

なぜそのような事をわざわざお伝えするのかと言うと、通常、葬儀会社も営利企業なので、打ち合わせ担当者に売上ノルマや月間売上目標値を持たせています。
その為、不必要な項目でも「皆様これを選ばれています」など普通じゃないと誤解するような説明があり、次々に追加費用が加算されていきます。
ですがそれでは、本当にご遺族様にとって最適なご提案は出来ません。葬儀会社で売上を求めることは望ましくないと考えています。

ご家族様それぞれ状況が違いますので、できる範囲は異なります。なので私どものお打ち合わせでは、ご遺族様にとって一番有益となるご提案をする事が求められています。その為、不必要な項目を無理に提案する必要がなく、担当者もご遺族様と一緒に葬儀プランを心身に考えていきます。